フライパンで8分焼いてあとは放っておくだけ♪美し～いローズ色のローストビーフ＆赤ワインソース。

フライパンで焼くローストビーフのレシピはよく見かけますが、どのくらい焼いたらいいのかいまいち分からなくて、火が通り過ぎたり生すぎたり。
毎年毎年このクリスマス前の時期になるとチャレンジするも、自分的にコレ！という仕上がりにならず、単純な料理なのに思うようにいかないわ～と挫折しておりました。

それが今年の作り方は納得の良い出来に♪
大きさや時間を変えて試してみて、法則をつかんだように思います。
多分ね、これでらくちんな上にうまくいくと思うんですよ。

作り方は、直径がおおよそ6ｃｍくらいの牛もも肉のかたまりを、冷蔵庫から出しておいて常温に戻しておきます。（コレ大事！）
フライパンにオリーブオイルとにんにくをいれて中火でじっくり香りをうつします。
にんにくを取り出したら塩胡椒をもみこんだお肉を入れて、1面ずつじーっくりと焼いていきます。
1面の焼き時間は2分。
その間動かしません。
じーっと焼いてこんがり焼き色がついたら、転がして次の面を2分焼きます。
次の面2分さらに次の面2分と焼いて全体に焼き色がつくのが8分。
ここで普通はオーブンに投入するわけですが、そのままコンロの上で蓋をして火を止めて30分放置します。
30分後、お肉を手でおしてみて、ぶよっとした感じが無ければ完成！
もう肉汁が落ち着いているので、薄く切り分けると中はしっとりとピンク色♪

もし、手で押したときにぶよっとした感触があったら、中火にかけます。
じゅ～っと音がし始めたら、また蓋をして火を止めて放置。
火をつけたまま火を通そうとすると、弱火だとしてもどうしても固くなるので、火を止めて放置がおすすめです。

ちなみに直径12ｃｍの大物は1面の焼き時間が4分。なので全面を焼く時間は16分。
焦げすぎないように様子を見ながらなのでちょっと大変かも。
ということで同じグラム数でも、直径6ｃｍほどに均一に切られているお肉が良いという結果になりました。

そしてそして、これにそえるソースがまた美味しいのです♪
お肉を焼いた後の汚れをふき取らないフライパンに、バター、赤ワイン、はちみつ、しょう油を加えてひと煮立ち。
これでと～っても美味しいソースの出来上がり。
リーペリンのウスターソースがおうちにあれば、しょう油の代わりに使ってください。
より本格的な味になりますよ。


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材料：3～4人分　 調理時間：45分
牛もも肉かたまり　直径6ｃｍほどのもの300g
塩　小さじ1/4
黒胡椒　小さじ1/8
にんにく　１かけ
オリーブオイル　大さじ1
＜ソース＞
バター（有塩）　5g
赤ワイン　大さじ3
はちみつ　小さじ1/4
しょうゆ　小さじ1/2

作り方：
１、お肉に塩と胡椒をもみこむ。にんにくは芽を取り除いて包丁の腹で押しつぶす。
２、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ中火にかけて十分香りを油に移し（にんにくがきつね色になってくるくらいまで）１の肉を入れて焼く。2分焼いたら転がして側面を2分焼き、さらに転がして2分、もう一度転がして2分、というように焼いていき、全面に焼き色をつけたら蓋をして火を止めそのまま30分置く。
３、２の肉を手で押してぶよっとした感触が無ければ取り出す。空いたフライパンにバターを入れて中火にかけ、バターが溶けたら赤ワイン、はちみつ、しょうゆを入れてひと煮立ちさせて出来上がり！

＊お肉は必ず常温に戻しておくこと！冬ならば朝から出しておいて夜作るくらいでちょうど良いです。
＊アルコールが苦手な方、酸味が苦手な方は、赤ワインを入れてからしばらくぐつぐつとさせると良いです。
＊お肉の重さを倍にしたい場合、そのほかの調味料も全て倍にしてOKです。ただし、お肉の直径は8cm以下のものを選んでください。でないと同じ焼き時間で作ることができません。色々試したところ、直径6cm前後がこのレシピではむいています。