パンの耳が美味し~いスペイン料理に変身!パンの炒め物、ミガス | ヤミー オフィシャルブログ「大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆」Powered by Ameba

パンの耳が美味し~いスペイン料理に変身!パンの炒め物、ミガス

大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆-ミガスさてさて、前回のパンベニエであまったパンの耳、まだ残っていますかー?
今回は残り物のパンの耳を使ってスペイン料理のミガスです。

ミガスとは残りもののパンに手を加えて作る料理のことですが、ここでは超お手軽な炒め物のレシピにしました。
要はパンを使った再生料理なわけですが、野菜やお肉と一緒に炒めて食べるだなんて、日本の残りごはんをチャーハンにするみたいですよね。
どっちも再生料理なのにとっても美味しい!って言うトコも共通点。
パンが素材の旨味を吸い込んでなんとも美味しいんですよね~。
私の大好きな’残り物には福がある料理’のひとつです。

作り方はただ炒めるだけ!
いつものチャーハンの要領で、残り物で固くなったパンを炒めればOKです。
ただし、味付けはスペイン風。
オリーブオイルとにんにくを利かせて、かくし味にパプリカパウダー。
無ければカレー粉をほんのひとふりします。

ミガスはものによってさまざまな食べ方があるようですが、これの場合、そのままチャーハンのように食べても良いし、ビールのおつまみにもあいます。
正直なところ、ごはんのおかずにもいける、と思ってます。
ごはんにパンのおかずってのになんとなーく抵抗を覚えますが、美味しいのだから仕様がない。。。

そして、このミガス。
同じ名前の料理はアメリカ・テキサス州にもあったりします。
材料はパンの変わりにコーントルティーヤを使うし、具もちょっと違うものなのですが、かつてスペイン領であったことをしのばせます。
そして、スペインのミガスの原型は北アフリカ料理のクスクスにルーツがあるらしいです。
うーん、面白い!
アフリカ→スペイン→海をこえてアメリカへ。
料理をしていると世界史に興味津々になっちゃうんですよね~。
特に大航海時代のダイナミックな食文化の交流が、私は大好きなのです。
このあたりをもっと研究したいな~と、ミガスを食べながら思っちゃいました。

パンの耳から大航海時代へ思いを巡らせてビールを一杯。
秋の夜長を楽しむのにぴったりかも!?

パンの耳がおおきな話になったわね~。でもちょっと興味津々って思ったらクリッククリック!!
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パンの炒め物、ミガス

材料:1人分  調理時間:10分
パンの耳 2枚分(約50g)
玉ねぎ 1/4個
ピーマン 1個
ベーコン 2枚
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
水 1/4カップ
塩 小さじ1/8
パプリカパウダー 小さじ1/4(無ければカレー粉)
黒胡椒 小さじ1/8

作り方:
1、パンの耳は細かくちぎっておく。玉ねぎ、ピーマン、ベーコンはそれぞれ2cm角に切る。にんにくは薄切りにする。
2、フライパンにオリーブオイルとにんにく、玉ねぎ、ベーコンを入れて玉ねぎが透明になるまで炒めたら、ピーマンとパンを加えて油がなじむまで炒める。
3、2に水と塩を加えてパンがしっとりと柔らかくなったら、パプリカパウダーを胡椒を加えてまんべんなく混ざったら出来上がり!

*パンは冷凍してある場合はレンジ(600w)で30秒ほど加熱して解凍してください。
*3で加える水の量は、パンの水分量にもよります。多すぎた場合は水気が飛ぶまで加熱し、少ない場合はたしてください。ちょうどパン全体がしっとりするくらいが目安です。