ジャンバラヤレシピコンテスト、すごかったです&審査結果発表! | ヤミー オフィシャルブログ「大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆」Powered by Ameba

ジャンバラヤレシピコンテスト、すごかったです&審査結果発表!

$大変!!この料理簡単すぎかも... ☆★ 3STEP COOKING ★☆-jジャンバラヤレシピコンテスト作品*写真は最優秀賞を受賞した作品です。
以前メッセージでご案内した、USAライス連合会主催の「アメリカ米『カルローズ』発売3 周年記念 ジャンバラヤ・オリジナルレシピ・コンテスト2010」の2次審査が、9月17日の金曜日に行われました。

審査員をつとめさせていただいたのですが、2次審査は調理競技。
他の人の調理する姿ってあまり見たことがないので、興味津々で見ていました。

1時間以内に作品を仕上げなければいけないというプレッシャーの上に使い慣れない業務用の厨房。
調理道具もコンロの火力も全く違うなかでの調理で「この火加減で良いのかカケです。」とか「終わるペースで作れてるのか分からない。」とか、不安だという言葉を耳にしましたが、なんかみなさん堂々としていました。
そして時間までにきっちり仕上げて、ひとりずつ別室に呼ばれてプレゼン。(しかも審査員の半分以上が外国人。)
うわ~これはちょっと大変!と心配したのですが、それは無用でした。

コンセプト審査の1次審査を通過しただけあって、プレゼンはどなたもコンセプトがはっきりしていて面白くて、すごすぎ!
そんな状況なだけあって、審査も接戦。
どれも投票ではほんのわずかな差だったので、どれを最優秀賞にすべきか、話し合いに時間がかかりました。
(私が英語で話せないので通訳挟むし)
その結果、最優秀賞に選ばれたのは以下の3名の方です。

田仲 薫さん―「初夏の木陰で食べる、外に持ち出したくなるジャンバラヤ」(写真奥)
犬島 亜矢乃さん―「イカすぜ!和風じゃんばらや!」(写真手前右)
寺島たか子さん―「ポットラックパーティの人気者! ジャンバラヤ IN パプリカ」(写真左)

田中さんの作品はすごかった!だって2種類も時間内に作ってくれたんですよ。
外に持っていけて冷めても美味しいものを、と言うだけあって、プレゼンの順番が回ってきたころには冷め冷めでしたがとっても美味しかった!ゆず胡椒がばっちり合いますね。

犬島さんの作品は私が気入った作品のひとつ。イカの黒作り(富山の名産品だそうです)を使った黒いジャンバラヤです。
ジャンバラヤって、大航海時代以降にフランスやイタリアやアフリカなど、さまざまな食文化がアメリカ大陸でまじりあって出来たお料理。
そこに日本の富山の特産品が入って、しかもそれを海外に向けて発信するって面白いな~と思ったのでした。

寺島さんの作品は人気が高かった!見た目がキュートだし、器もきれいさっぱり食べられちゃうところがウケてました。
ディスプレイも誰よりも凝っていて、こういうことをいつもしているんだろうな~という気のきいた作品で、見ていてとても楽しかったです。
これも持ち寄りをテーマにしてるので冷めても美味しかったです。


そのほかに、カルローズ賞として
西村 亜美さんの「やみつきラー油ジャンバラヤ」
浅川 清さんの「おとうさんお疲れさま! スタミナジャンバラヤひつまぶし風」
が選ばれました。

西村さんの作品もとっても気に入ったひとつ。ラー油を加えて炊いたジャンバラヤに温泉卵を乗せたもの。
シンプルだけど、西村さんのキャラクターが良く表れていて、素直で明るい雰囲気のお料理でした。なんかとっても癒されたんですよね~。
後ろにいた日本語が出来る審査員の方が「これイイ。温泉卵大好き!」と言っていました。
カルローズのぱらっとした食感ととろ~り温泉卵の組み合わせ。確かにイイ!

浅川さんの作品は超力作。ひつまぶしのように3度楽しめるお料理になってました。
見た目はセルクルにジャンバラヤとウナギ、錦糸卵などを層にして円筒形に形作ったものを両面こんがりとフライパン焼したもの。超いろどり綺麗でした。
それだけでも凝ってるのに、ウナギに赤ワインをあわせて、ごはんとの間にゆずをしのばせるという芸の細かさ。
ひとくち食べると一瞬何の味かわからない複雑さで、まとまりがないように思えるのに、食べ進んでいくとなんかクセになる味。
そのまま食べて、薬味を加えて食べて、最後はお茶漬け。お茶漬けでピタッと全てが一体になりましたね。素晴らしすぎ!
また作ってもらって食べたいです。(自分で作るにはちょっと複雑なもんで。。。)

というわけで、すごかったです報告と審査結果発表でした。