麻由美の席に行くと、彼女の隣には見たこと
のない男性が座っていた。誰かしら?
私が驚いて麻由美を見ると、少し笑いながら
隣の男性のことを私に紹介し始めた。
「こちらの方は、うちの会社の取引先の田崎
さん。年は40歳で・・・」
「ちょっと、ちょっと・・・」
私は麻由美の言葉を遮り、彼女を席から離れ
た場所へと引っ張って行った。
「これってどういうこと?」
「別に。深く考えないで。ここは私に任せ
てちょうだい」
「任せてってなによ。ひどいじゃない、私
に一言もなしに勝手にお見合いみたいなこ
としないでよ」
私は彼女の勝手な振る舞いに、正直苛立っ
ていた。しかし彼女は、私の言葉に真剣な
顔で答えた。
目 次 ![]()
・・・ 再 来 ・・・
・・・ 初恋の人 ・・・
・・・ 若い肌 ・・・
・・・ 秘 密 ・・・
・・・ 苦 悩 ・・・
・・・ 新しい感情 ・・・
・・・ 子供の目
・・・
・・・ 大切な人
・・・
・・・ 同窓会
・・・
・・・ 真実
・・・
・・・ 思い出の地へ
・・・
・・・ 謎
・・・
・・・ 母親
・・・
・・・ 過去の思い出
・・・
・・・・ ひとりぼっち ・・・
「ノスタルジア」はまだまだ続きます![]()