「こんなことしてると、俺やばいかも」


ぱっと彼が私から離れた。私は思わず赤くな


る。そうよね、こんなのダメだよね。だって


潤君まだ高校生だし、それに私のことなんて


・・・。黙ってうつむいていると、潤君が言


った。


「でも、これくらいなら・・・」


そう言うと彼は、私の唇にそっと触れた。初


めてのキス。私の顔はますます赤くなってい


るはず。それは彼も同じで・・・。なんだか


ドキドキしてきた。どうしよう、ドキドキが


止まらない。沈黙が続く。張り詰めた空気が


二人を包む。


「俺、理沙子のことマジで好きだから。でも


これ以上理沙子の顔見てるとやばい。俺、部


屋戻る」


彼は自分の部屋へ入ると、バタンとドアを閉


めた。私は放心状態のまま、しばらく動けず


にいた。潤君の言葉が、グルグルと頭の中を


駆け回る。


くもり  目     次 くもり


 

  ・・・  再   来   ・・・


  ・・・  初恋の人   ・・・


  ・・・  若い肌     ・・・


  ・・・  秘   密   ・・・


  ・・・  苦   悩   ・・・


  ・・・ 新しい感情   ・・・


  ・・・  子供の目   ・・・


  ・・・  大切な人   ・・・


  ・・・  同窓会     ・・・

ノスタルジア」はまだまだ続きます音譜




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