でも、そんなの待っていたら何時になる


かわからないし、ここで待つのも嫌だし


とにかく、目の前にいる彼の驚く顔を


一刻も早く見たい。


「ただいま!」


勢いよく部屋の戸をあけ、中に入った。


予想通り彼は驚いた顔でこっちを見た。


「理沙子・・・。どうして・・・」


「へへへっ。帰ってきちゃいました」


やったー!作戦成功!と思っている私の


そばに彼が近寄ってくる。


上半身裸の彼は、いつもよりなまめかし


く、思わず目のやり場に困る。そんな私の気


持ちを知ってか知らずか、彼は私の肩にそっ


と触れる。


「うれしいよ、理沙子。ありがとう」


そう言うと彼は、私の肩を自分の方へと引き


寄せ、ギュッと抱き締めた。私はドキドキし


ながら彼の胸に顔をうずめた。


くもり  目     次 くもり


 

  ・・・  再   来   ・・・


  ・・・  初恋の人   ・・・


  ・・・  若い肌     ・・・


  ・・・  秘   密   ・・・


  ・・・  苦   悩   ・・・


  ・・・ 新しい感情   ・・・


  ・・・  子供の目   ・・・


  ・・・  大切な人   ・・・


  ・・・  同窓会     ・・・

ノスタルジア」はまだまだ続きます音譜




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