「でも、安心したわ」
麻由美はそう言うと、優しく私を見つめ
た。私は思わず照れ笑いを浮かべる。
「青山さんとのこと、もうふっ切れたん
だね。理沙子もこれで前に進めるんじゃ
ない」
麻由美は私と公平君のことをよく知って
いて、ずっと心配してくれていた。そん
な彼女の気持ちがとてもうれしかった。
「ありがとう。麻由美。なんか今幸せな
んだ」
「そう、よかったね。あっ、今度その話
ちゃんと聞かせてよね」
「うん、わかった」
高校生の頃、お互い恋の話を遅くまで語
り合ったことを思い出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ねえ、ねえ、麻由美、ちょっと聞いて
よ・・・」
目 次 ![]()
・・・ 再 来 ・・・
・・・ 初恋の人 ・・・
・・・ 若い肌 ・・・
・・・ 秘 密 ・・・
・・・ 苦 悩 ・・・
・・・ 新しい感情 ・・・
・・・ 子供の目
・・・
・・・ 大切な人
・・・
・・・ 同窓会
・・・
「ノスタルジア」はまだまだ続きます![]()
