「今でも公平君がんばってるよ」



「そう、やっぱ立花さん知ってるんだ」



「うん。公平君今病気で寝たきりなんだ」



「えっ、そうなんだ」



「でも、絶対戻ってくるって信じてる!」



私はまっすぐな視線を須藤君に向けた。



「うん。俺からもがんばれって伝えといて



よ」



須藤君はそう言うと、少しはにかむように



笑った。



「理沙子。みんなで写真撮ろうよ」



「うん、今行く」




須藤君に軽く挨拶すると、私は麻由美たち



の席へ戻った。



そんな中、須藤君の話が私の中を渦巻いて



いた。なんでそんな大事なこと一言も言わ



ないのよ。その代わりに別れ話だなんて、



かっこよすぎだよ。



くもり  目     次 くもり




 


  ・・・  再   来
  ・・・




  ・・・  初恋の人
  ・・・




  ・・・  若い肌
    ・・・




  ・・・  秘   密
  ・・・




  ・・・  苦   悩
  ・・・




  ・・・ 新しい感情
  ・・・




  ・・・  子供の目
  ・・・




  ・・・  大切な人 
 ・・・




  ・・・  同窓会
    ・・・



ノスタルジア」はまだまだ続きます音譜








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