「なにかあったらここに電話頂戴ね」
私はホテルの電話番号と、実家の電話番号を
書いたメモを彼に渡した。
「ちぇっ、携帯持ってりゃー、こんなことし
なくてすむのにさ。めんどくせー」
「いいでしょ。これだって連絡取れるんだし」
私が携帯を持っていないことには、潤君は以
前から不満を持っていた。
「えー、ウソだろ?携帯持ってないなんて、
そんな奴見たことないぜ」
そう言って、物珍しそうな顔で私をジロジロ
見ていたっけ。
目 次 ![]()
・・・ 再 来 ・・・
・・・ 初恋の人 ・・・
・・・ 若い肌 ・・・
・・・ 秘 密 ・・・
・・・ 苦 悩 ・・・
・・・ 新しい感情 ・・・
・・・ 子供の目
・・・
・・・ 大切な人
・・・
・・・ 同窓会
・・・
「ノスタルジア」はまだまだ続きます![]()