「ここよ。ここねぇ先生の家なの。どうぞ」
「おじゃまします」
急にこんな所へ連れて来られ、鈴木君は緊
張している様子だった。
私はお茶を用意しながら彼に言った。
「楽にしててね」
彼はそれでも黙ったまま、うつむいていた
私がお菓子を探していると、ドアの開く音
がした。
「あれっ、誰?理沙子、俺のいない間にな
に男なんか連れ込んでんの?」
制服姿の潤君が、部屋に入ってくるなり言
った。そんな潤君を、不思議そうに鈴木君
が見ている。
確か今日はバイトで遅くなるって言ってた
のに・・・。
「ちょっと、そう言うこと子供の前で言わ
ないでよ。相手は小学生でしょ」
私が慌てて言うと、鈴木君は立ち上がり彼
に向かって言った。
目 次 ![]()
・・・ 再 来 ・・・
・・・ 初恋の人 ・・・
・・・ 若い肌 ・・・
・・・ 秘 密 ・・・
・・・ 苦 悩 ・・・
・・・ 新しい感情 ・・・
「ノスタルジア」はまだまだ続きます![]()