塾の仕事を終え、自宅に向う。家の近くまで



くると、窓から明かりがもれているのが見え



る。なんだかそれだけでほっとする。潤君が



いるのがわかると、私は自宅へと駆け出して



いた。



「ただいま」



「おう、おかえり」



潤君が出迎えてくれる。なんて幸せなことだ



ろう。16歳も年下の男。高校3年生。しか



し歳の割に、これでも結構頼もしい彼。こん



なところを他の人が見たらなんて思うだろう



きっと羨ましがるに違いないだろうな。



でも潤君は、初恋の人の息子という、それだ



けの関係。なんかそこに引っかかる気持ちが



あるけど、それ以上は踏み込んではいけない



今の関係を保たなければ。それはうれしいこ



とでもあったが、同時に淋しいことでもあっ



た。





 くもり  目     次 くもり




 


  ・・・  再   来
  ・・・




  ・・・  初恋の人
  ・・・




  ・・・  若い肌
    ・・・




  ・・・  秘   密
  ・・・




  ・・・  苦   悩
  ・・・




  ・・・ 新しい感情
  ・・・






ノスタルジア」はまだまだ続きます音譜








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