今回は、立会外分売について調べてみました。
聞きなれない人もいると思いますが、立会外分売とは、
立会外分売とは、大量な上場株式の売り注文を立会時間外に取扱う制度です。


以下のような目的で利用されることが多いようです。
・株価の崩壊を防ぎつつ大量の株を売りたい場合
・株式の流通数を増やして市場性を上げたい場合
・株主数を増やして上場基準を維持したい場合
・新興市場や2部から1部への指定替えを狙いたい場合


取引参加者が顧客から分売による大量の売注文を取引所に届出を行い、売買立会終了後に分売の条件を発表し、翌日の午前8時00分~45分までに買付けの申込みを受け、成立させます。
値段は分売実施日前営業日の終値から数%程度割引いた固定値段になります。
ほとんどの場合、分売による株式購入手数料かかりません。


①2011年4月~2013年6月までの期間にあった立会外分売171例について調査を行いました。
②割引について
購入値段は、分売実施日前営業日の終値から数%程度割り引くいた値段とありましたが、どのくらい値引きがあるのか調べてみました。
前営業日の終値から平均2.97%割引値段での購入となります。
③立会外分売ごの値動き
立会分売当日の値動きについてしらべました。
立会外分売当日の、始値、高値、終値についてまとめた結果です。
    マイナス ±0 プラス 
初値  22例  60例 89例 
高値  12例  33例 126例 
終値  36例  38例 97例
高値については126例(74%)が当日値上がりしている結果となりました。

④立会外分売当日の変動率です。
初値    高値    終値
+1.009% +1.027% +1.013%
高値については立会外分売購入値段より+1.027%上昇している結果となりました。

⑤立会外分売当日以降の値動きについて
立会外分売が行われた日付周辺のチャートを確認すると、株価が上昇していてピークに近い時期に立会外分売が行われている事例が多いです。


立会外分売を活用してのデイトレにおいては、有効な方法であると思います。
スウィングトレードを目的とした場合は、チャート等をよく確認し注意が必要ですね。