以前、書かせていただいた
ヒアリング結果のまとめ方の
続きを書いていきます。
(前回はこちらです → メモの3つの役割)
私は、ヒアリングの内容を
まとめたノートを
職場に持ち帰った後
必ずまとめ直すこととしています。
メモしたものを
そのまま使うのが
時間的に一番効率が良いのですが
あえて、そうしないようにしています。
その最大の理由は、
「対象会社の論点を頭にたたきこむため」です。
一度、話を聞いただけで
内容を押さえられる奇特な方は
良いのですが、私は内容を覚えられません。
そこで、必ずメモを
まとめ直すこととしています。
まとめ方としては、
KJ法を活用してきます。
KJというのは
東京工業大学名誉教授の川喜田二郎氏が
考案したデータをまとめる方法で
カードに論点を書きだしていき
内容の近いものをグループ化して
データの分類を行う方法です。
私は、パソコンのnotepad
というソフトを使って
箇条書きで要点をまとめていきます。
たとえば、
・粗利益率は32%
・顧客リスト整備なし
・役員Aの部下育成能力に問題あり
・社会保険未加入
・2月のチラシの販促効果1万枚で3件程度
(配布地域不明、金額5万程度)
・・・・などなど
といった具合です。
この論点をヒアリングの長さにもよりますが
50個~100個程度あげていきます。
この論点を自分なりの分類基準で
割り振っていきます。
たとえば、
・組織運営の問題
・マーケティングシステムの不整備
・リピート率
・財務指標
・・・・などなど
といった具合です。
1度まとめ終わったら
必ず印刷して再度吟味しなおします。
この時、分類基準も自分なりに
コンサルティングに活用できるものに
変えていきます。
この辺りは経験なのでなれてくださいと
しか言えません。
目の前に事例があれば別ですが・・
この分類を行うことによって
先に述べたように記憶に定着しやすくなる
というのはもちろんですが、
それ以外のメリットもあります。
それは、「新な創造的発見です」
整理の過程で、
ある問題点と別のカテゴリの違う問題点が
深いレベルで一致している場合があります。
たとえば、
・マーケティングシステムの不整備
[顧客リスト整備なし]
・組織運営の問題
[役員Aの部下育成能力に問題あり]
の2つが「役員Aの仕事のとらえ方」に問題が
あるという具合です。
これは、あくまでも仮設ですので
実際には違う可能性もありますが
この点を次回以降のコンサルティングで
確認していくことになります。
この様にまとめ直す過程で
コンサルティングで有益な
創造的発見が得ることができます。
なお、まとめる際には
KJ法とは別に図表や体系図も活用していきます。
以前説明したマーケティングのフレームワーク
なども活用していきますね。
また、このまとめとは別に
「ある大事な3つのこと」をまとめていきます。
これらについては、
顧客ヒアリングシートを活用して
まとめていくことになりますが
話が長くなりましたので
次回以降で気が向いたときに書いていきます。
ただし、これらの追加でまとめるべき内容は
非常に重要です。
これによって、コンサルティングの契約率にも
差がでますし、
信頼性や講師としてのポジションにも
かかわってきます。
お楽しみに

P.S まとめ方として、マインドマップを活用するといった方法もあるのですが、私はあまり活用していません。まとめ方は自由ですので、好きな方は活用してもいいと思います。

PPS.メモは、必ずその日のうちにまとめ直すことをお勧めします。
時間がたつと行間がわからなくなります。