「メリットはありません。
保証年数が違うだけです。」
先日、コンサルティングを
行っている際にクライアントが
言った言葉です。
ある会社なのですが
価格帯と品質の違う
3種類のコースを提案しています。
いわゆる、松、竹、梅の3コースです。
松は、竹の1.5倍程度の値段設定をしています。
そこで私のしたのが次の質問です。
「松のメリットはなんでしょうか?」
「メリットはありません。
保証年数が違うだけです。」
これが経営陣から帰ってきた答えです。
中小企業では
このようなことは良くあります。
松竹梅という価格設定方法を
本来の深い意味を考えずに
部分的に真似たことで
こういう結果になっているのです。
この会社の過去の販売実績をみると
売上の約15%程度が松の販売になっています。
おそらく、
これはたまたま売れたのだと思います。
保証年数に引かれたというよりも
たまたま、高いものは良いものだという
価値観を持ったお客様に
売れたに過ぎません。
また、販売者自身がお客様が感じる
メリットを良く理解していない
ということも良くあります。
(話はそれますが、これは顧客アンケートを
取ればすぐにわかります。)
今回は、その典型でした
このようなときどのようにすれば
良いと思いますか?
それは、諦めずにヒアリングすることです。
すると、明らかにメリットになることが
いくつも出てきました。
・使っている材料が違うんです。
・体感温度が違うんです。
「メリットいっぱいあるじゃないですか」
私が言った言葉です。
その時、全員で大笑いしました^^
さて、本人達は、
それをメリットと感じていない
ということは、
それをセールスの現場でも
活かしていないということです。
こんなことありえないと思いますか?
実際には、よくあるんです。^^;;
私は、コーチング等の技術を使って
話を引き出すことをしていますが
それ以前に諦めずに
聞いていくことが大事です。
経営側と消費者側では感覚が異なりますので・・
P.S.この話には後日談があります。実は、松の値段の原価を聞いたところ竹の値段の3倍もの値段がする材料を使っていました。一応利益は出ますが、松を売れば売るほど利益率は下がります。では、何をもとに価格設定したのかというと競合比較とのことです。ここで私は、どのような提案をすると思いますか・・・松の値上げです。コレにはいくつか理由があるのですが、この辺は気が向いたらブログに書いていきたいと思います。

PPS.今日は晴れていて気持ちいいですね。私は、趣味が水泳なんですが、雨ですとどうも泳ぐ気になれません。室内プールなので変わりはないはずなのですが、不思議ですね。
