これは私が会社全体に関わる仕事になってから、気づいたことです。
目次
①なぜメモを取らないのか
②仕事ができる人がメモを取る理由
③どんなメモを取ればいいのか
①なぜメモをとらないのか
いろいろな人と会議をしていると、役職者や役職者候補の方たちは確実に会議中にメモを取ります。
逆に新入社員や、仕事の幅が狭い方はメモを取りません。
理由は次ではないかと思います。
■メモを取らない理由
・自分が会議に参加する目的が分かっていない
・会議の内容について考えていない(自分の行動に落とし込めない)
・情報への感度が低い(応用できない)
・メモを取っても生かす仕組みがない
②仕事ができる人はメモを取る理由
このように「メモを取らない理由」が分かると、仕事ができる人が、なぜメモを取っている理由もわかります。
■仕事ができる人がメモを取る理由
・自分が会議に参加する目的が分かっている
・会議の内容を自分の仕事に変換できる
・会議の情報を応用して、自分の改善につなげている
・メモの内容を行動に移すタスク管理の仕組みがある
つまり、仕事ができる人は、「仕事の目的を理解し、行動に分解でき、視野が広い」ので、役立つメモが取れるのだと思います。
③どんなメモを取ればいいのか
このように、知的労働で生産性を高めるには「メモを取ること」は必須スキルだと思います。
ですから、私も会社で新入社員に次のようなメモを取り方指示しています。
1. 会議の目的をまず明確にする
自分が何のためにその会議に参加するのか、得るべき情報は何をかを最初に明確にします。
2. 自分の行動をメモする
頭で記憶するだけでなく、言われたこと、思いついたことは必ずメモに残します。
また、紙に書く場合は、後からわかりやすいように記号や色を付けます。
3. 会議中の気づきをメモする
重要な事、後で調べること、情報として残しておきたいことをメモしておきます
4. 会議後に必ずメモをまとめて、電子化する
会議の情報は必ず電子化してまとめておきます。
また、タスク管理の仕組みを作って行動はTODOリストに転記します。
※ タスク管理に関する記事はこちら。
いかがでしょうか?
仕事ができる人に近づくためにも、まずはメモの取り方から工夫してみてください。