先日営業職の方と、Copilotの営業資料作成での活用術について意見交換しましたので、無料のCopilotで「できること」と「できないこと」を整理したいと思います。

 

※ Copiotの基本操作はこちらの資料をご覧ください。

 

 

 

  ①資料のたたき台を作る(できる)

「作成」のメニューを使って、例えば以下のような指示で作成ができます。

 

○指示の例

以下の依頼に沿って、提案資料のあらすじを作成してください。
# あなたの役割
ソフトウェア開発会社で売り上げのトップ成績を誇る営業担当者。
# 提案する顧客会社
・X県のY市で○○を製造している製造業の工場。
・業界○位で××の商品を得意としている。
# 提案する相手
・工場の情報システム部門の部長
# 提案する内容
・既存の品質管理システムの機能更新
・今のシステムは利用OSのサポート切れが1年後になっており、セキュリティリスクから更新が必要

・開発見積もりは○○円。ただし、段階リリースなど機能を調整することで、開発費用を抑えられる

・オンプレミスとクラウド型の両方を提案。
# 出力する形
・まず、パワーポイントとのスライドタイトルを出力してください。
・その後に、そのスライドに含めるべき内容を箇条書きで3つ程度出力してください。
・スライドは5スライドを目安にしてください。

 

  ②自分が考えたことを行間を埋めてスライドにする(できる)

「作成」のメニューを使って、例えば以下のような指示で作成ができます。

 

○指示の例

次の意見をまとめて整理し、顧客に分かりやすく、論理だてて説明できる文章を作成してください。

・顧客は○○万円以下の予算でAシステムの改修をしたい。

・当社のシステム開発の提案は予算より10%高額のXX万円の提案。

・今の業務課題である△△を、適切に改善する□□機能が必要であり、それをすべて含むとXX万円となる。

・機能を一部制限することで、予算内の○○万円にすることは可能。

・その場合、X年とY年で段階リリースを行う。

・当社はAシステムをX年保守運用しており、十分な知見がある。

 

  ③資料をチェックしてほしい(一部出来る)

「チャット」のメニューを使って、自分であらすじを説明したうえで、チェックをしてもらえます。

(PDFの分析は時々うまくいかないことがあります。)

 

○指示の例

以下の目次のスライドについて、Copilotの初心者がより分かりやすくなるように、説明の順番や、各項目の説明で含んだほうが良い点があれば教えて下さい。

 

# 目次

1. 最新AIトレンド

・AIの進化の歴史についてスライドで説明。

・ChatGPTとCopilotの違いを表形式で説明。
2. 代表的な使い方

・Copilotの基本操作を説明
・アイデア出し、資料作成、調査の使い方を説明

3. 仕事の生産性を高める使い方とコツ

・具体的なシーン別のCopilotの使い方を説明

・プロンプトの細かな指示の仕方を説明

 

 

  ⑤データから傾向を分析する(できない)

今の無料版のCopiltotにはこの機能はありません。

有料版のCopilot Proであれば、Microsoft365(Microsoft Officeのクラウド版製品)であれば、できると思われますが、まだまだ性能は良くないようです。

「Copilot Pro」、早速購入してみました ~月額3,200円のAIはなにを助けてくれるのか - やじうまの杜 - 窓の杜 (impress.co.jp)

 

 

  ⑥表やグラフを作りたい(できない)

⑤と同じで、無料版のCopiltotにはこの機能はありません。

 


なお、①~④もすぐに使えるものでない結果もありますので、AIが出力したものを再度添付(あるいは自分で修正)して、修正を再依頼するなど、繰り返し指示する必要があります。

 

 

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