最近twitterで交流のある447さんのblogで、1日の時間の使い方をとりあげていました。
『時間の使い方を見直すときまずはじめに取り掛かること 』

時間割というと、窮屈で自分を縛る物のイメージがあると思います。
しかし、この記事にも書かれているように、時間を有効活用するためにこそ時間割は必要だと思います。
そうは言っても、仕事はともかく休みの日まで時間割を作るのには抵抗がある人もいると思います。

そこで今回は休みの日を有効に活用する方法について紹介します。


まず、私が休日で重要だと思うやるべきことは以下です。

■休日にやるべきこと
①休みを取り、次の仕事にそなえる
休日の重要な役割のひとつは、心身をリフレッシュして休養をすることです。
昔の私は、とにかく休みを少なくして、できることを多くやるようにしていました。しかし、休みを取らない方が逆に非効率だということに、その後気づきました。
私が休むことで重視しているのは、訓練された休息という考え方です。適切な時間でしっかりと休みを取って、心身をリフレッシュするようにしています。(これについては『メンタルタフネス』という本が参考になります)

②プライベートな用事を済ます
平日は仕事に時間がとられるため、休日に家族や個人的な用事を済ますことになります。
これも効率よく消化しないと①と②だけで休みが終わってしまいます。

③緊急でないかつ、重要なことをする
①と②と同じくらい重要だと思っているのがこれです。例えば資格の取得、将来に向けての準備、運動など、やった方がよいが、すぐにやらなくてもよいことがこれに当たります。
『7つの習慣』にも書かれていますが、この分野にどれだけ力を入れるかが、人生に大きな影響を与えます。


これら3つをバランスよく実施するためには、休みの日のパフォーマンスを上げることが重要です。
具体的には、以下のことに気をつけています。

■ 休みの日のパフォーマンスを上げるコツ
①生活リズムを乱さない
休みの日だからといって、睡眠のリズムを乱したり、暴飲暴食をすると、休日にそのしわ寄せが来てパフォーマンスを出せなくなってしまいます。
しっかり休んで、やりたいことをするためには、平日と同様の生活リズムを維持することが大切です。

②やるべきことを管理する
目の前に出てくるTODOだけに気を取られていると、いろんなことをバランスよく実施することができません。
常に、何をいつまでにやるべきなのか一括して管理する仕組みを持つことが大切です。
私はGTDを使用して、これを実現しています。

③予定を立てる
休みの日も1日の予定を立てるようにします。
447さんのblogに書かれている通り、ムダをなくし、より効率的に休日を過ごすためには、予定を立てる事が重要です。

④最初に重要な3つのタスクを消化する
午前中に、その日もっとも重要な3つの用事を片付けてしまいます。午前中は心身ともにエネルギーが充実しているので、この時間帯に重要な用事は片付けてしまいます。
残りの雑用やルーチンワークは午後にゆっくり行ったり、何かと平行しながら片付けるようにします。
また、タスクを実行する際はタイマーを使用すると、時間を無駄にしなくてすみます。

⑤訓練された回復をする
実は、その人の必要性に応じて適した休み方があります。そして、しっかり休む方法を身につけることで、適切な時間で心身をリフレッシュできます。例えば、受動的な休み(読書や映画鑑賞)と能動的な休み(スポーツや外出)を組み合わせたり、昼寝や瞑想を活用し、ルーチン化することで、これを実現できます。
詳細はスポーツ心理学の本である『メンタルタフネス』という本が参考になります。

⑥やるべきことのウェイトを変える
最初にあげた休日にやるべきことは、状況に応じてその緊急性や重度が変わってきます
したがって、長期的にはそれぞれに平均的なパワーをかけるようにしますが、場合によっては休むことだけに集中したり、プラベートな用事だけにエネルギーをかけたりします。
ここで重要なのは②であげたように常にTODOを一括して管理して、別の日へのTODOの割り振りができるようにしておくことです。


これらの習慣は、普通に生活しているとなかなか身につかないものです。
私も多くのライフハックの本を読み、試行錯誤を繰り替えすことで、これらを実現できるようになりました。
もし、休みの日のパフォーマンスを上げたいと思っている方がいましたら、どれか1つでも習慣にしてみると、効果があると思います。