最近作業の繁忙状態が続いています。しかも4月から新しい職場になったので、いままでと勝手が違い、ストレスを感じる事が多くなっています。
その結果、気づくとハイネガティブの状態(やる気や集中力はあるが、イライラしている状態)になってしまっています。

『メンタルタフネス』に出会う前は、忙しいときはこの状態になるのが、普通だと思っていました。
しかし、この状態は無駄にエネルギーを使い、最高のパフォーマンスを出している状態ではありません
あるべき姿は、ハイポジティブという前向きでストレスを感じない状態です。

そこで、ハイネガティブな状態からイライラ(ネガティブな部分)を取る工夫を紹介したいと思います。

■イライラをコントロールする方法
①体調を整える

ストレスは、何かの必要性をあらわすサインであることが多いです。
イライラしている状態ということは、体調が悪い可能性が高いです。
このため、十分な栄養と睡眠をとることで、体調を整えることが、イライラの軽減につながります。
運動も効果的なので、有酸素運動やストレッチをするのもとても良いです。

②自分で作っているイライラを減らす
そもそもイライラが発生する流れは以下のものです。
(1) ストレスの原因となる事象発生
(2) (1)はストレス事象だと脳が認識する
(3) 体にストレス物質が分泌される
(4) ストレスを認識する

実はこの(2)は、無意識的に自分が判断しているものです。
例えば、同じ事象が起こっても人によって、イライラする人としない人がいるのはこのためです。
そして、イライラしている時は(2)がいつもより多く繰り返されて、ストレスが増えます。
したがってストレスを感じたときは、まずこのメカニズムを認識します。
そして(2)と判断した理由を意思的に考えます。
イライラの判断理由を客観的に認識することで、イライラを抑えます。
なお、これはREBTと呼ばれる心理療法の考え方です。

③影響の輪に集中する
ストレスに対してただ受身になっていては、イライラが貯まる一方です。
そこで、ストレス原因に対して何ができるのかを常に考えます。
そして、改善できる行動を能動的に行うようにします。
こうしてストレスに対してコントロールできるという認識を与える事で、ストレスを軽減します。


みなさんもストレスが高い状態に置かれたら、我慢し続けずに上記のような改善策をとって、より高いパフォーマンスで作業を進められるように工夫してみてください。