最近興味があることがあったので、定期投稿とは別で記事を投稿します。
作家・評論家として活躍され、最近ではダイエット法で有名になった岡田斗司夫さんがexシステム(FREEex)という面白い取り組みを始めました。
■exシステムの特徴
・考えに賛同する人はお金を払ってコミュニティに参加する。
・コミュニティに参加すると岡田さんと一緒に創作活動ができる。
その結果、岡田さんのスキルを学ぶことができる。
・将来的にここから生まれたコンテンツは無料で提供していく。
*詳細は以下を参照してください。
「フリックス」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
「FREEexなう。」
これは『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』に書かれていたような、来るべき無料社会を先取りした活動で、非常に挑戦心のあふれた取り組みだと思います。
私の認識では、これは個人の仕事から生まれる創作物に料金を支払うのではなく、その人の能力と仕事の実績の評価に料金を払うものだと思います。
今後、デジタル化社会で創作物が無料化される世界が来るのであれば、このようなパラダイム変換は遅かれ早かれ来るのではないかと思います。
まだ始めたばかりの取り組みであり、今後このシステムは形を変えていくのかもしれませんが、どちらにしても有益なものが生まれるのではと思っています。
ちなみに、このexシステムについて、個人的に気になったのは以下の2点です。
■exシステムで気になる点
・コミュニティのメンバー間のマネジメント
このシステムは、ある個人のパーソナリティやビジョンを評価した人々が集まるものです。
したがって、コミュニティのメンバーは、この点で一致してつながっています。
人数は少ないうちはメンバー間の仕事・意見・感情の調整はできると思いますが、例えばダンバー数(150人)を越えるなどしてコミュニティが大きくなった場合に、この調整にエネルギーが必要になるのではと思います。(誰がどのように行うかも含めて)
例えば、NPOの運営でも理念に賛同した人が活動を行うため、会社とは異なる独自のマネジメントが重要とされています。
このexシステムでも独自のマネジメント方法が必要になるのではと思いました。
・多様性のについて
このシステムは、個人の考えに賛同した人がそれを支援する形で集まります。
逆に途中で考えが異なる人は離れていくようになります。
これはワンマン経営に似ていて、うまくいくときは非常に大きな力を発揮しますが、逆に問題が発生した場合に、第三者的な意見や、まったく逆の意見といった多様性が生まれ難い、といったリスクがあるのではないかと感じました。
ただし、このexシステムの仕組み自体も今後オープンにするつもりとのことなので、そうしていけばシステムが洗練されて、上記のような問題も解決されていくのではないかと思います。
*他のexシステムについての記事はこちらをご覧ください。