免許を取って10年くらいになりますが、4年位前に自分が慣れで運転していて、危ないなと思うことがありました。そこで、運送業などの運転の仕事をしている方が読む事故防止のテキストを読んで、安全運転の基礎知識を勉強しました。
今回はその本の内容から、安全運転のために自分が習慣化した内容を紹介します。

①健康状態が悪い場合は運転しない
疲れていたり、健康状態が悪いと、反応が遅れて事故につながることがあります。したがって、健康状態が悪い場合は可能な限り運転をしないようにします。また、どうしても運転をしなければならない場合は、いつも以上に注意したり、運転経路を工夫したりします。
また、同じく注意が必要なのはイライラしたり、考え事をしている場合です。こういう時も注意力が散漫になって、運転に悪影響を与えます。
まず運転をする前に、自分の心身の状態をチェックして、運転中に常にそれをそれを意識して、運転をすることが大切です。

②ヒヤリハットを残す
本当に危ないと思ったことは記憶に残りますが、ちょっとしたヒヤリ体験は意外と忘れてしまいます。しかし、このちょっとしたヒヤリの積み重ねが大きな事故につながります。
したがって、ヒヤリ体験があった場合はメモに残して、定期的に見直すようにします。
この積み重ねが>危険予知の能力につながり、事故防止の基礎的になります。

③指差し確認を行う
バスやタクシーの運転手の方がやっている指差し確認は、危険予知に非常に有効です。この習慣が身につくと、どこに危険が潜んでいるのか運転中に常に注意するようになります。
「○○よいか?」「○○よし!」の順に、注意と確認をセットで行います。
指を差すのが恥ずかしい場合は、ハンドルを握っている親指を立て、頭の中で確認の手順を踏みます。何かアクションをとるだけでも、効果があります。


交通事故というのは身近な危険で、常に加害者と被害者のどちらにもなり得るものです。ですから常に自分の運転技術を見直して、自己を防止する継続的な取り組みが必要だと思います。