スティーブン.R.コビィー著『7つの習慣』では、第一の習慣として「主体性」を発揮することをあげています。
ここでの主体性とは、他人の意見や出来事に振り回されることなく、自分の振る舞いを自分で判断し、決めることを意味しています。

この「主体性」を発揮するためには、周りで起こったことと、自分が振舞うことをきちんと分ける必要があります。『7つの習慣』ではこのことを以下のように説明しています。
人の行動の原理
 ①出来事が起こる
 ②自分がその出来事の意味や影響を判断する
 ③出来事に対して自分振る舞いを決める
通常①~③は無意識に実施しがちです。しかし、これでは常に出来事に左右されて行動してしまいます。(アウトサイド中心)
このために、②の判断をより高度で意識的なものにすることで、自分の行動を自分でコントロールする方法が書かれています。(インサイド中心)

私もこの考え方にそって行動していますが、最近これがうまくいく場合と難しい場合の違いに気づきました。
うまくいく場合は、現在の自分の目的や目指すべき結果がはっきりしている場合です。この場合、意図しない出来事が起こっても、目的達成という判断基準ですぐに切り分けができます。
逆にうまくいかない場合は、考えが整理されておらず自分が何をしたらいいかがはっきりわかっていないときです。この場合、出来事に対して意識的な判断をしようとしても振る舞いが決まらず、出来事に振り回されがちになってしまいます。

したがって、主体的な判断をするためには、常に自分の目的や価値基準を明確にすることが重要だと感じました。
(実はこのことも7つの習慣の別の章で取り上げられています。)


ちなみに、この出来事と認識に関する考えは方は、心理学の認知行動療法による怒りのコントロールや、スポーツ医学のストレスのコントロールにも書かれていました。