最近NHK教育で『コロンビア白熱教室』という番組を放送しています。

この番組では、『選択の科学』で有名なシーナ・アイエンガー教授の"選択"に関する講義を見ることができます。

私は『選択の科学』は読んだことがないのですが、講義を聞いているとライフハックと多く重なる部分が有ると感じました。

第一回目の講義では、逆境であっても主体的な選択をすることで、人生を切り開けるという内容の講義でした。
この講義を聞いたときに、これはライフハックの観点から見ても、うなづける話だなと思いました。

例えば、『7つの習慣』では、自身が関心がある範囲と、影響を与えられる範囲を見分け、影響を与えられる範囲に注力することを提唱しています。
その結果、周りの環境を変えられるようになり、影響を与えられる範囲も広がっていきます。

また、『メンタルタフネス』では、ストレス状態から抜け出す方法として、まず自分が出来ることをすることを上げています。

これらの行動が効果がある理由は、「状況をコントロールしている」という認識を持つことが、脳に前向きな反応をもたらすからです。

ある動物実験で、2匹のサルを同じ檻に入れ、電流を与えるというものがあります。
1匹目にはランダムに電流の刺激を与え、2匹目は行動と関連させて電流の刺激を与えます。
このとき2匹は同じ量の電流を受けても、2匹目が感じるストレスはとても少ないそうです。
これは、2匹目が電流の刺激をコントロールしていると認識しているからです。

逆に言えば、コントロールできない状況でも、「コントロールしている」という認識を持つことが、ストレスを減らし、前向きな反応を示すことになります。

ただ、1点注意点としては心身が疲労している状態では、脳がうまく働かずに、前向きな選択や、コントロールしているという認識自体ができなくなってしまう場合があります。
こういった状態では、まず体を休めることが最も重要になります。


とても、分かり易い講義ですので、もし興味があればご覧になってはいかがでしょうか?