ライフハックについて

このblogを人に紹介すると、「ライフハック」という単語自体を知らない方が意外に多いことに気づきます。
確かにネットではよく見かける単語ですが、実際にどんなものか知っていて、それを実践している人は少ないようです。
ちなみに、wikipediaでは"情報処理業界を中心とした仕事術"としてライフハックが紹介されていますが、私の認識では、よりよく生活するための様々な方法（コツ）だと思っています。

私の場合は、まずGTDを始めて、それがライフハックと呼ばれるものの１つだと知りました。その後はGTD以外にも自己啓発の手法をいろいろと取り入れていき、それがライフハックになっています。

ところが、この「ライフハック」という単語にはネガティブなイメージもあるようです。よく言われるのは以下のようなことです。
　・本当に実践している人がいるか疑問
　・知識だけ自慢する人がいる
　・いろいろなことに前向きで胡散臭い

こういった印象を持たれるのは、今まで別々にあった自己啓発手法を「ライフハック」という言葉でまとめてしまった弊害ではないかなと思います。
人はそれぞれ、日々の生活で自分なりのノウハウやコツを持っているはずで、これは立派なライフハックだと思います。
ところが、それらを「ライフハック」という新しい名前でまとめてしまったために、大げさなものや一部の人だけのものという印象を持たれたのだと思います。

ただ一方で、手法がまとめられたことで、よかった面もあると思います。それは、こういった手法が１つの技術として認識され、多くの新しい手法が開発されるようになったことです。また、情報が交換も活発になって、複数の手法を使って相乗効果を得られるのも大きな利点だと思います。

このblogを読んでいただいている皆さんも、ライフハックを特別な手法と思わずに、自分の問題を解決する１つのツールとして、役立てていただきたいと思います。