今回の震災を機に、生活が変わった方が多くいると思います。
震災に合われた方はもちろんですが、間接的に余震や電力不足の影響を受けて、生活が変化した方も多くいると思います。

こういった生活の変化は、それに慣れるまでストレスを受けることになります。特に、変化が大きいとその適応には時間がかかり、ストレスも大きなものになります

今回は過去に取り上げたメンタルタフネス関連のライフハックから、継続的なストレスへの対応方法を紹介します。


■ 継続的なストレスへの対応
1.ストレス状態に置かれている事を意識する
まず、自分が今までと異なる状況に置かれ、意識的なストレスマネジメントが必要であることを理解します。
これを認識しないと、環境の変化に気をとられ、無意識に心身への負担を蓄積してしまい、大きなダメージを受ける事になります。
非常時には平常時と違った、対応が必要だという事を意識します。

2.何がストレスなのかを把握し、それを限定する
ストレスは環境が生み出すものではなく、人が環境に適合できないために起こるものです。
まったく同じ環境に置かれても、ストレスを感じる人と、そうでない人がいるのはこのためです。
したがって、まず自分にとって何がストレスになのかを明確にします。
そして、その関心事項の中から、自分が影響を与えられる事項にエネルギーを向けるようにします。
変えられない事に注目してストレスを溜めるのではなく、変えられる事に注目し、行動することでストレスをコントロールします。

3.規則正しい生活をする
規則的な生活は、心身の負荷を軽減し、ストレス耐性に大きな影響を与えます。
普段と違う状況に置かれたときこそ、新しい生活リズムを作り、それを守るようにする必要があります。

4.緊張と緩和のバランスを取る
人間は緊張(ストレス状態)と緩和(リラックス状態)のバランスが取れているときに、高いパフォーマンスを出すことが出来ます。
長くストレス状態が続く環境では、常に緊張状態が多くなります。このため、自分でコントロールできる部分で緊張を減らし、緩和(休み)を多めに取るようにしてバランスを取ります。
緊急のときこそ、回復が大変重要で、これがあって始めて持続的に正確な対応ができます。
可能であれば、自分の作業時間と精神状態を記録し、客観的に緊張と緩和のバランスを取るようにしたほうがよいです。


このような方法論は、1流のスポーツ選手のメンタル管理の手法を基にしています。常に高いストレス状態に置かれながら、パフォーマンスを発揮しなければならない場合、このような意識的なストレスマネジメントがとても重要です。
ストレスや緊張とは、本質的には動物が生存本能として持っているものです。このため、ストレス状態になると無理をしてしまって、その回復に大きな時間をようする事になります。
したがって、これをいかに意識的にコントロールするかが、継続的なストレス状況での、もっとも重要な事になります。