コインチェック社がハッキング受けたニュースが話題になっています。
とても魅力的な取引所でしたが、Mt.Goxの被害を経験していた私は、以前からコインチェック社は利用していませんでした。
なぜ、利用しなかったのか、もし利用するならどうすればよいのかをまとめてみました。



目次

①コインチェック社がハッキング
②なぜ、私はコインチェックを選ばなかったのか
③どうしても利用しなければいけない場合




①コインチェック社がハッキング


2018年1月26日に突如、日本で大きな取引所に入るコインチェック社がハッキングを受け、580億円の被害を受けたとのニュースが流れました。

"「コインチェック」 不正アクセスで約580億円流出"
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180127-00000002-ann-bus_all

このニュースを聞いた時、私は次の理由からあまり驚きませんでした。
・仮想通貨がバブルになっている昨年から多くの取引所はハッキングの攻撃を受けていた
・以前からコインチェック社の安全性に疑問を持っていた


国内第二位で、多くの人が利用していた取引所をなぜ私が使っていなかったのか、書きたいと思います。


②なぜ、私はコインチェックを選ばなかったのか


コインチェックは多くの仮想通貨を扱っており、しかも日本の取引所で海外の取引所より安心感があり、とても魅力的です。
逆にコインチェックを使わなかった私は海外の取引所を使わざるを得ず、使い勝手や安全性でそれなりの苦労をします。

しかし、それでも利用しなかったのはMt.Goxで多くのお金が無くなり、取引所の安全性が非常に重要な事だからです。

私が、コインチェックの安全性に疑問を持っていたのは次の理由からです。

・大手銀行や企業が株主ではない
・金融庁に登録されていない
・会社に仮想通貨の技術的なキーマン(業界で立場ある人)がいるか不透明
・以前アフェリエイトツイートが異常に多かった


皆さんもこういった取引所を使っている場合は、注意した方がよいと思います。


③どうしても利用しなければいけない場合



それでも、リスクの高い仮想通貨で、利益を狙うにはこういった取引所を使わざるを得ない場合もあると思います。
一般的ですが、以下の対策を取ってみてはどうでしょうか。

・個人用のウォレット(ソフト、ハード)を利用
 ただし、設定、送金、バックアップは自己責任になります。小額から試して十分に使い方を確認する必要があります。
 また、ハードウォレットは公式サイト以外で買うと、盗難のリスクがあるので注意が必要です。

・取引所にお金を最低限しか置かない
 これも買いたいときに変えないというリスクがつきものです。
 特に価格変動が早く大きい仮想通貨はある程度お金を取引所に置いておきたい人も多いのではと思います。
 手数料に目をつむれば、安全な取引所に置いておき、取引時に移動するのも1つの方法です。

・不信なニュース、障害が出たらそく引き上げる
 ネットでは以前からコインチェックでお金が盗まれたという話が出ていました。
 そういう話や、取引所の性能が落ちたりした場合は、いったんお金を引き出しておいた方がよいと思います。

・そもそも仮想通貨にそれほど投資しない
 実は一番の自衛策がこれかと思います。
 仮想通貨はお金がゼロになるリスクが大きいです。
 最悪の場合を想定したお金を投資(最高でも全資産の1割)が良いと思います。

どの取引所でも絶対はありません。
常に情報収集し、めんどくさがらずに対策をしましょう。