先日平成19年司法書士試験合格の10周年記念パーティーに参加してきました。いわゆる同期会というやつです。 新人研修の頃はあまり同期とのつながりを持っていませんでしたが、10年経って、仕事関係や会務関係で同期と会うこともあり、このような会に呼んで頂きました。
20~30名ほどの参加者で、よく知っている人から、顔を見たことがあるなという方や、全く見覚えの無い方までいましたが、合格当時よりはどの人も自信をもって仕事をされているような気がしました。
記念講演として、現在は税理士事務所に勤められている同期が、「後見業務と税務の関係について」というタイトルで、司法書士及び税理士の両方の目線からとても有意義のご講義を聞かせて頂きました。
知っているようで解っていない、でも知っていると知っていないとでは差が出てしまうようなお話でした。司法書士として、税理士さんへの営業に使えそうな情報もありました。
特に、特定贈与信託を利用した節税が成年被後見人でも使えますよというお話が画期的でした。特別障害者等に、成年被後見人も含まれるという見解です。財産をお持ちの方が認知症等になり、成年後見制度を利用すると相続税対策はできなくなりますよというのが通説ですが、逆に成年被後見人の方に特定贈与信託の受益者となってもらえれば、相続税対策になりますというものです。
単なる飲み会だと、同期の活躍の刺激をもらうだけですが、勉強会も含まれていると、新しい情報が得られて通常以上に有意義になります。こんな素敵なパーティーを企画してくれた同期、そして講義をして頂いた同期に感謝です。
また5年後や10年後に同期で集まれたらいいなと思います。そして同期に負けないようにしっかりと頑張っていきたいと思います。
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