0720大國魂神社Last(すもも祭)。 | 渾さんのブログseason2

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現在ほぼ寺社参拝と日常の記録。

さて、すももまつり。

 

こんな風に参道にすもも売りが並びます。

山梨から来た業者さんみたいです。

 

 
(神社のHPよりコピペ)
 

『すもも祭』は毎年7月20日に斎行されます。

その起源は源頼義・義家父子が、

奥州安倍氏平定(前九年の役)途中、

大國魂神社に戦勝祈願をし、

戦に勝ち凱旋の帰途、

戦勝御礼詣りのためこの祭が起こりました。

その際神饌の一つとして李子(すもも)を供え、

境内にすもも市がたつようになったのが、

この祭りの名前の由来です。

 

■安倍氏征伐

前九年の役(1051~1062)

奥州平定(安倍頼時と貞任・宗任親子)のため

源頼義・義家父子が朝廷より派遣された。

朝廷の東国平定の足がかりとなる

 

というわけで義家公の銅像が

けやき並木に建っています。

 

起源の明確な

比較的新しいお祭りという訳だが

今も続いているのは

武道奨励とか勝負強さを祈るって事かな。

それとも桃同様

すももも邪気払いにいいって話かな。

 

 

 

さて、あたしが気になっていたのは烏の方。
烏扇子、黒いのもあって五千円と
高価だけど一番格好良かった!
 

当日神社では五穀豊穣・

悪疫防除・厄除の信仰をもつ

「からす団扇」「からす扇子」を頒布しています。

この扇を以て扇ぐと、農作物の害虫は駆除され、

又病人は直ちに平癒し、玄関先に飾ると

魔を祓いその家に幸福が訪れるといわれ、

これを受ける人達で境内は終日賑わい、

参道には李子を売る店をはじめ

多数の露天商が軒を連ねます。

 

 

「からす扇・からす団扇」の起源は、

五穀豊穣・悪疫防除の意味からで、

その扇や団扇で扇ぐと

害虫は駆除され病気は平癒する、

という深い信仰があるからである。

そのいわれは今から約1200年前、

大同2年(807年)に

「古語拾遺」の神話から出ており、

内容は次のとおりである。

 

烏団扇、ゲットできました!

何列にもなった行列が

本殿の裏まで続いていたので

思わず諦めかけましたが

30分待って駄目なら諦めようと

並んでみたらあっという間に買えました。

 

 

神代の昔、大地主神が田植えをなさる時に、

早乙女や田夫らを労うために

牛肉をご馳走()した。 

ところが御歳神の御子がそれをご覧になって

家に帰ってそのことを御父にお告げになった。

御歳神は、これをお聞きになり

非常にご立腹なされて、田にイナゴを放ち、

苗の葉をことごとく 喰い枯らせてしまった。

大地主神は大変に驚かれて、

何か神の崇りであろうといって

卜者を呼んで 占わせてみたところが

「これは御歳神の崇りであるから宜しく

白猪、白馬、白鶏を献じて 

お詫びするのがよろしい、

されば怒りも解けるであろう」

とお告げがあったのでその通りにしたところ

お怒りが解けたばかりではなく、

蝗の害を駆除する方法もいろいろと教えて下された。 

その方法の中に

「烏扇をもって扇げ」とお教えなさったのである。
※明治に入るまでは

鳥以外の肉を食する事を嫌っていた。

 

古語拾遺の800年台どころか

とんでもない神代の話でびっくりした。

すももと年代も季節も全く関係ない。

なんでこの二つくっつけちゃったんですかね?

 

少し調べてみました。

 

大地主神)Wiki先生によると。

いろいろいる地主神の筆頭として
当社の主祭神、大国主神が書いてあります。
古語拾遺』に大地主神が田を営む
『古語拾遺』の記述として、
「田を作る日に牛肉を田人に食べさせた」とあり
 肉食は否定していない。田作りに利用した
 動物を食べるという点は合鴨農法と同じであり
 またウシの渡来自体は古墳時代以降とされる」とも。

烏が大國魂神社のどのご祭神に

縁があるのかと思っていたら

突然出てくる御歳さまって???

 

神代の日本に牛はいないなら

大陸から持ち込まれた神話だろうか。

御歳さまは牛愛好家なんだろうか。

それとも食肉が禁じられるようになった

後世の価値観が混じっているんだろうか。

 

御歳神はWikiでは年神の項で言及されている。

年神とは「古事記』において

須佐之男命神大市比売の間に生まれた

大年神(おおとしのかみ)としている。

両神の間の子にはほかに宇迦之御魂神がおり、

これも穀物神である。また、大年神と

香用比売の間の子に御年神

 

御年さまは年神の子供で

父や叔母同様食物や穀物の神らしい。

更にここにも古語拾遺の話が。

 

『古語拾遺』には、大地主神の田の苗が

御年神の祟りで枯れそうになったので、

大地主神が白馬・白猪などを供えて

御年神を祀ると

苗は再び茂ったという説話がある

 

この内容は御年神を祀る

葛城御年神社にも書いてあるが、

更に「『延喜式』祈年祭条では

御歳神にやはり白馬・白猪・白鶏

各1つを加える旨が定められている」とも。

 

御年神が田に関わる神で

白い鳥獣が好きなのはわかった。

大地主神との間に悶着があったのも。

で、どこから黒い烏は出てきたんだろう。

葛木御歳神社(中鴨社)に対して

「上鴨社」と称される高鴨神社には

八咫烏の授与品があるが

葛木御歳神社には烏の気配はない。

御年神が祟ったのは

本当に牛のせいだったのか?

 

もしかして神さまを持ち出さなくても

烏が害虫駆除してくれて豊作になる、

縁起がいいという話だけだったりして。

 

それにしても不浄の四つ足どころか

烏しか食べちゃいけないなんて

この地方はどうなっているんだろう、

烏なんか食べられるのか?

石原慎太郎東京都知事(当時)は

「カラスのミートパイ」を東京名物として

 売り出そうとしたことがあり、

 試食会では好評だった」。

古いフランス料理本に

「カラスの肉は意外に

 高級食材のシギなどと共に大変美味だ」

 という記述がある

 

祭の謎は解けないが

烏が美味いことがわかった( ;∀;)。 

 

 

 

御神籤。

うーんわたしが幸運?なのは

先人てか親のお陰だったんですかい?

亡き父はあの世で頑張ってくれているようだ。

母方の祖母もその気らしい。

3月に亡くなった母もそんな存在になるんだろうか。

 

 

 

自分めも)

#烏の私案 : 

天穂日命は農業神、稲穂の神、養蚕の神、

木綿の神、産業の神などとして信仰されているが

「ホヒ」を「穂霊」の意味として

「火日」の意味として太陽神とする説がある。

穂日の息子の建比良鳥命

(たけひらとりのみこと)の神格が「鳥」。

烏が太陽の使いや神の使いという

神話や伝承が世界各地にある。

金烏(きんう)

八咫烏など三足烏(さんそくう)も。

🐦‍⬛は穂日父子ゆかりかも?

天穂日(と大国主)の話なら

この神社の成り立ちから自然。

しかし出雲系と思われるのに

国府の総社として

菊を神紋とした神社としては


アマテラス=天孫族の裏切り者と

『古事記』や『日本書紀』に書かれた

(『出雲国造神賀詞』では異なる)

穂日の神徳を大っぴらに讃えられない。

でも民に忘れてほしくない

苦肉の扱いでは、というわたしの妄想。

旧暦なら夏至の頃?赤いすももの太陽?


# 一宮、三宮問題。

 総社とは一宮とは、社格とか。

 御霊大神とか。いろいろ調べたが

 記事にしきれなかった、またね。