「ジャケ買いのビガク」いってまいりました。
「ジャケ買い」、私達3RDWAREのショップ、パッケージ、ディスプレー、全部がこの「ジャケ買い」というコンセプトからなっているのは知る人ぞ知るところなのですが。
私自身も昔海外の中古レコード屋でレコードを選ぶときには、
この「ジャケ買い」で「エイヤッ」と買ったものです。
いいものを選んだ時の幸福感、外れた時の消失感。
それは面白いゲームでもありました。

月日は流れ、今やレコードはCDにその地位を譲り・・・。
最初の音楽CDが発売されたのは1982年、PINK FLOYD,ビリー・ジョエル、佐野元春と並んで発売された一枚が、

この大瀧詠一の「A LONG VACATION」。
このイラストは永井博さんの作品。
いま永井さんの作品を使った「夏のパンツ」を企画中です。
さてエキジビションの場所は三軒茶屋キャロットタワー、駅前の高い建物の3Fです。
この「生活工房」というスペース、面白いところで、
ギャラリーの隣というか一部というか・・・は区の受付になっております。

ギャラリーの入り口から入っていくと

まずは伊藤桂司×森本千絵の
ジャケ買い後に、お互いのレコード盤のみを交換して、その音楽からインスピレーションを得て、それぞれ新たなジャケットを製作したという、

ジャケットの展示から。
さらに奥には、

グラッフィックデザイナー達の「ジャケ買い」
CDジャケットなどを手掛けるグラッフィックデザイナーが「ジャケ買い」した、
もしくは「ジャケ買い」したくなるよなレコードの展示がされています。

小さな古いレコード屋さんの雰囲気で・・・。
「ジャケ買い」ドキュメンタリー「DESIGNER'S DIGGIN'」という二人のジャケット製作過程の
ドキュメンタリーが、(DBKNさん製作)流されております。

今回は写真満載で紹介いたしました。
いつもは中々写真が撮れずに文章だけになるのですが、
今回は係りの方に「ブログにのせたいのですが、撮影していいですか?」
とうかがって許可をえて、堂々と撮ってまいりました。
最近は無音に近いカメラアプリ等ありますが、
「隠し撮りは駄目よ!」と小心者の僕は言っておきます。
M