以下AbleArtJapanのホームページから、
その活動を引用すると・・・。
エイブル・アート・ジャパンは、「社会の芸術化、芸術の社会化」をキーワードに活動するNPO(民間非営利組織)です。
アートにはさまざまな違いを越えて、人と人をつなぐ力があります。
しかし、これまで私たちは、アートに特別な距離や難しさを感じて来たのではないでしょうか。
障害のある人たちの生みだすアートにはそうした既成概念を壊す不思議な力があふれています。
わたしたちは1995年から「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱し、アートの可能性や人間の可能性を再発見する活動を進めています。
障害のある人たちが表現活動を通じて自らを表現する機会を得たり、障害のある人たちに対する社会的なイメージを高めること、また子どもやお年寄りをはじめ、すべての人が表現の楽しさや自由を再発見し、本当の意味で豊かな社会や文化を創造することをめざしています。
●障害のある人たちが表現活動を通して、自らを表現する方法や、より多くの選択肢の中から豊かな生き方を発見することサポートします。
●障害のある人たちの、既成概念にとらわれない自由で豊かな表現を通して、社会全体が新しい価値観を創造することをめざします。
●アートをとおした社会的課題の解決も視野に入れ、誰も疎外されたり排除されない社会の実現をめざします。
アートのもつ力を再発見することで、効率主義、生産力主義から、精神の豊かさを求める社会への転換をはかって行きたいと考えています。
一昨年から3RDWAREもこの活動にかかわって、アンダーウェアを作ってます。
特に伊勢丹メンズの方々が力を入れてくれていて、
今年の分ももう製作に入っています。
正直最初はポストカードや、ポスターには向いてるかもしれないが、
パンツには「どうかなぁ。」と案じていたのですが、
実際に触れてみると、何ともいえない「味わい」があり、
色んなストーリーを抜きにして「絵」として素敵なものがあるのです。
新しいプロジェクト?とご挨拶を兼ねてエイブル・アート東京事務局に行ってきました。
その事務局は神田の小学校の校舎をそのまま利用した建物の一画にあります。

末広町の駅のすぐそば、
午後の校庭であったところは、小さな子供を連れたママや、
若いサラリーマン達の憩いの場となっております。

カフェが併設されている玄関を通って2階へ。
小さなギャラリーがあって、
今はアトリエ・ポレポレ『椅子車のうた』
という展示がされていました。

懐かしい教室には絵だけではなく、
画集、トートバック、絵ハガキ、靴下、マグカップ等々。

所狭しと展示され、販売されています。
もちろん3RDのパンツもあります。

いつもお世話になっている事務局のスタッフの方も紹介しておこうと、
カメラを向けると、
気を使ってくれたのか、
3RDのパンツを手に持ってくれました。

若い女性にこんなことしていただいて、
いいものやら、わるいものやら・・・。
帰る頃にはすっかり日が暮れて、
下校促すチャイムが聞こえたような気がした一日でした。
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