朝日新聞の一面の端に、折々のことば
というコーナーがあります。
そこに、五味太郎さんの感動についての
言葉が紹介されていました。
・・・
比較的感動が少ない人生を歩んでいる人に、なぜか「感動好き」が多い。

 (五味太郎)

     ◇

 大人は感動が好きで、何かといえば子どもに感動を与えたがると絵本作家は言う。しかもその感動は類型的で代わりばえがしない。感動とは本来、不意を襲うもの、そしてしばらくは訳の判(わか)らないもの。ましてや…
・・・
この後は有料会員だけが読めるそうです。
あしからず。

この記事を読んで、心の底から共感
しました。
こんなに深い共感を覚えたのは、
本当に久しぶりです。

今はそれほどでもないと思いますが、
私が育った昭和の時代は、ありきたりな
"感動"が溢れていました。
感動の映画、観たら絶対涙が止まらない、
的なー😑

この感動の安売りと押し売りに辟易していた
私にとって、こんなふうに言ってくれる人
がいてよかったなぁと、思いました。
ましてや五味太郎さんは大好きな作家さん
なので。

感動とは何かも考えず、商業的なキャッチ
フレーズや、何となく周りに合わせて
感動したよねー!などと言っているみなさん
チコちゃんに叱られますよ。笑笑

全文ご紹介できないのが、残念でなりません。
新聞切り抜いておくんだったなぁ。