「ミステリという勿れ」を読んでいると、
整くんが、常々思っていることを話したり
します。
その内容が、とても良くて好きなのです。
なので、私も常々思っていることを一つ
書こうと思います。
報道について。
ニュースはダントツにNHKが好きです。
淡々と事実を知らせてほしいから。
コメンテーターは要りません。
そんなNHKのニュースでも、事件が起きると
容疑者の段階で顔と名前を公表して報道
します。
これはどうなのか?と常々疑問に思う
わけなのです。
児童虐待の容疑で逮捕された母親とか、
そこに至る過程も真偽もわからないまま、
こういう事件で母親が逮捕された…
とだけ報道されたら、もう裁判されずとも
有罪が確定したかのようです。
それに引き換え、この事件で逮捕された
誰々は、容疑が晴れたので釈放された
とかは報道されない。
事件があったこと、容疑者が逮捕された
ことを報道するのはよしとして、実名を
画像を報道する必要があるのか?
大いに疑問に思います。
そして、今は個人でも自分の意見を発信
する場がありますが、大体において、
取材された人の思いがそのまま報道される
とは限らないですよね。
私は何か自分がそういう場に出会ったなら
絶対に報道の人は信じません。
100%自分の言葉で伝えたいです。
そして、なぜ報道される側とする側で
伝えたい内容にズレが生じるのか?
という点について考えました。
たぶん、報道する側の人は、報道される側
の気持ちや意見をそのまま伝えることを
使命としているというよりは、自分が
情報を発信しているのだという意識が
働いているんだと思うのです。
つまり、素材としてインタビューを受けた
内容を使うけれど、最終的には自分の
伝えたい内容にできる。
そういう意識があるように思います。
だから、どんなに親切な取材をしてくれる
人であっても、やっぱり信用はできないかなー
インタビューを拒否した大阪なおみ選手、
とても勇気が必要だったと思います。
ものすごく共感します。
そういう、なんとなく当たり前みたいに
なっていること、一つ一つ疑問を呈して
改善していけたらいいですね。
なんだかやけに真面目な話に
なっちゃったけど💦