自分の中に起こる変化 | 教育のチカラ

自分の中に起こる変化

大阪でプレゼン研修を丸2日間行ってきた。

2日間とても良い雰囲気ですごすことができた。


事前に参加者の上司からの要望も聞いておいた。

もちろん本人の参加動機も聞いてある。


研修の最初の1時間

僕は必ず眺めのアイスブレークを行う。


ここで事前に抱いていたイメージと参加者本人を照らし合わせて

2日間でどこまで引き上げるかを決める。


さらに、参加者のそれぞれの能力を見極めて、

他者も引っ張りあげることが出来る人か、

自分のことに集中させてあげた方が良い人なのかなど、

いろいろ情報を収集する。


今回の場合、

研修全体を一緒に考える余裕がありそうなのは、Gさん

リード役になりそうなのはIさん

鋭い答えを返してくれそうなのはTさん、Sさん

うまくいけば、良いきっかけになりそうなのがYさん、Kさん

変化を示せれば、全体に良い影響を与えられるなと思ったのがYさん、Mさん、Kさん

アンパイ(安心していろんな役を任せられそう)なのがAさん


という具合に、自分の中でいろんな役割を振っていく。

そして、その役割を担うプロセスで、それぞれのレベルに応じた負荷をかけていく


結果、プレゼンの講習内容よりも、

自分(生徒一人一人)の中に起こる変化を大事にしていくことになる。

それは自信だったり、スキルの幅だったり、思考の深さだったり・・・。

 

そして出来るかぎり、それが継続的に行われるようにすること。


 僕が何を教えたかより、

 「彼らの中に何が生まれたのか」

 の方がずっと大事。


そんなスタイルで僕は研修を行っている。

今回も、参加者一人一人が期待に応えてくれたおかげで、とても良い研修ができたと思ってる。