高校野球 秋季近畿大会決勝 | 3rd-model

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『乗り越えた壁は いつか自分を守る盾になる』

来春のセンバツ出場をかけた秋の近畿大会。


決勝戦

11月1日12時プレーボール
滋賀県立皇子山球場

大阪桐蔭(大阪2位)
vs
滋賀学園(滋賀3位)


両校の決勝まで戦績

大阪桐蔭
1回戦 11-0近江兄弟社(滋賀2位) 5回コールド
準々決勝 9-4智弁学園(奈良1位)
準決勝 5-3明石商業(兵庫1位)

滋賀学園
1回戦 6-1大商大堺(大阪1位)
準々決勝 1-0報徳学園(兵庫2位)延長14回
準決勝 8-1龍谷大平安(京都1位)7回コールド


大阪桐蔭はチーム力の高さを見せつけ危なげなくここまで順当に勝ち上がってきた。

一方、今大会の台風の目となった滋賀学園。
1回戦大阪大会で大阪桐蔭を破り優勝した大商大堺に全く付け入る隙を与えず快勝。
準々決勝ではプロ注目のエース主島くん擁する報徳学園に投手戦の末延長14回完封勝利。
そして驚いたのは一昨日の準決勝。
今年は強打をウリに京都を制した龍谷大平安を7回コールドで圧倒。

滋賀学園躍進の原動力は1年生バッテリー。
ピッチャーの神村月光(ひかり)くん。

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滋賀学園が沖縄からリクルートした沖縄のボーイズ優勝チームのエース。
身長170㎝と小柄ながら、画像の通りまとまりのいいバランスのとれた綺麗な投球フォーム。
グラブを持った左腕の使い方が上手い。
見た感じでは恐らくストレートのMAXは130k台半ば程度かと思われ、速さそのものはそれほどでもないがボールのキレがかなり良く、伸びてくる感じ。
落差があり鋭いカーブ、スライダー、それにチェンジアップ、変化球のキレ、制球もいい。
そしてマウンド度胸がある。
大阪桐蔭に名前負けする様子もなく、時折笑顔を浮かべながら余裕のマウンド捌き。

これで滋賀3位校?
3位校と思って甘く見てたら大間違いだった。
攻守ともに洗練されていて強い。




試合は1回ヒットにエラーが絡んで滋賀学園が1点先制。

5回に桐蔭1点を返し同点に追いつくものの滋賀学園が優勢に試合を進めるも後1本が出ず8回終わって1-1の同点。

スコアみてもわかるように8回までに放った安打は、桐蔭がわずか2本。対する滋賀学園は2桁10本。

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結果は、桐蔭が最終回9回に前チームから主軸を打っていたキャプテン吉澤くんのタイムリーから2点を勝ち越し。

その裏、粘る滋賀学園も1点を返し尚も2死1、2塁と攻めたてたが、最後は桐蔭エース高山くんが踏ん張り三振でゲームセット。


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大阪桐蔭 3-2 滋賀学園

大阪桐蔭12年振り2回目の優勝。

桐蔭、意外にも秋は久々の近畿制覇。
新チームの桐蔭は、まだまだ圧倒的な強さはない。
飛び抜けた選手はいない。
ピッチャーの高山くんも甲子園で優勝狙えるかというとまだまだ力不足。
打撃もまだまだ。
4番主砲の三井くんも大阪桐蔭の4番らしさはまだ見えない。
でも勝ってしまうところが大阪桐蔭。
凄い選手はいないがそれでも全選手レベルが高い。上手い。
前チームからレギュラーのショート中山くん、セカンド永廣くん、サード吉澤くん、彼らが内野を固め、打っても1、2、3番で打線を引っ張る。
特に守備はほんと上手い。
何よりも試合巧者。
勝負所を押さえてる。
大阪桐蔭はほんと勝ち方を知ってて野球が上手い。
ただこのままでは全国制覇出来るだけの力はないと思う。
名将の西谷監督が一冬越えてどれだけ強いチームに仕上げてくるのか注目したい。

また噂では桐蔭には来年もまた凄い中学生が入学してくるという話もある。
全国の野球強豪校が争奪戦を繰り広げ、MAX145kのストレートを投げる最強の中学生と評判の選手。


準優勝の滋賀学園。
1年生エース神村くんは近畿大会4試合39回を1人で投げ抜き5失点と抜群の安定感を見せた。
決勝で敗れはしたが強打の大阪桐蔭をわずか4安打に抑えこんだ。
甲子園までにどこまで上積みしてくるのか楽しみなピッチャー。
ストレートが更にキレまくると全国レベルでもなかなか打てないだろう。



近畿から来春のセンバツに出場するであろう6校には近畿代表として頑張ってもらいたいと思います。


近畿代表校予想

大阪桐蔭
滋賀学園
明石商業
龍谷大平安
智弁学園
報徳学園

公立で唯一勝ち残った明石商業にも期待。








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