ぐるぐるマーブル -3ページ目

ぐるぐるマーブル

つらつらと。

キミは嘘をついていたね
すごく、いっぱい
数え出したら朝と夜を何度繰り返すかわからない位

夏の夜
キミと見たすごく、いっぱいの蓮
まだ満開じゃなくて
結局キミとは一度も満開の蓮を見る事もなくお互いの存在は過去になって

キミと見にいった蓮は
朝と夜を何度も繰り返して気付かない間に
過去色に染まってもう土に還りそうになっていて

「満開の蓮を見に行こう」

そんなささやかな約束も叶わず朽ち終えてしまったキミとふたりの時間

キミとまた咲くかも知れない
一緒に見に行けるかも知れない、満開の花弁を
キミじゃない誰かとまた咲くかも知れない
一緒に見に行くのかも知れない、満開の花弁を

願いが叶うなら
次に咲く蓮みたいな時間が不変的なものでありますように
あたしだけの為に全力で生きて

あたしだけを見て
 
他には目もくれず


そんな想いがが頭を離れない

あなたの人生あなたのものなのに

あたしの為に生きろなんて何てエゴイスティックな欲に塗れた感情

あなただけの為に全力で生きあなただけを見てあたしは生きているけど

それを押し付ける権利はあたしにはないのにね


でも

ただ思うだけならいいじゃない?

願うだけならいいじゃない?


だけども

ああ

やっぱりエゴ塗れエゴ塗れな欲望

欲に塗れた欲深なあたしはきっとその内何が大事なのか見失いそう

大事なあなたすら見失いそうで
僕以外の世界の全てがきらきら眩しくて眩しくて
目が潰れちゃいそうだし妬みも生まれるだけだから瞼を閉じたけど

視覚を閉ざしても耳から鼻から口から肌からきらきらが伝わって来るから
五感全てを閉ざしたら

ただひたすら何もない世界

怖がりな僕はつい先程僕自身を守る為に引き換えにつまらない何もない世界を手に入れました

今妬んですらいたきらきら眩しい世界すら僕には感じれない
きらきらになれないならきらきらの一片になれる様に頑張ればよかっただけなのに

もう戻れない取り返しもつかない