失敗は成功のもと…とは
よくいいますが

それは本当だなぁ。と思います。

私は手作りをする時は
インスピレーションで、その時の感覚的なもので布やリボンとか選んだりします。

勿論、こんな感じのものを作ろうかな~…と最初はある程度イメージしてはいるんです。

けれど私流のやり方は
仮縫いとか、正確に測るとか、ほとんどしないで適当に始まります。

ちゃんと測るとか仮縫いしたりした方が失敗がないのはわかってるのだけど、

縫ってみたら、あれ?なんか曲がってしまったな~とか、いまいち物足りないな~とか、失敗したなぁと思う事はしばしば。

でも、ほどいて縫い直すというのは、

ほとんどといっていいくらいしません。

その失敗から、どうアイディアを捻って形にするか?が、私の手作りの醍醐味みたいなところがありまして

試行錯誤していくうちに
当所考えもしなかったものが生まれているんです!

まあ、だからこそ
こてこてに派手な物にもなっちゃうのかもしれませんけれど

最初にイメージしたものとはまったく違うものができても

思う以上の満足感を得られているのです。

だからこそ手作りが楽しいのかもしれません。

コンプレックスがあるからこそ、その欠点を補う知恵がついたり、

失敗から学んで新たな方法を見つけたり

転換期は、そうした古いシステムを壊して新たなものを産み出すために

一見、手に追えないような厄介なことに遭遇したり、問題が浮上したりするのでしょうね。

今まではそれでなんとかなってきたけど

これからは、もっと違う方法があるよ…と、言わんばかりに。

トラブルが起きなければ 想像もつかなかったアイディアを産み出す自分に出会えた、

そんなことを転換期を過ぎた頃にきっと思うことになるのでしょう。

着る洋服にしても然り。
心の求める色や形に、新たな自分を発見したり

より自分の顔が明るく見える色や、素敵に見える洋服を求める事で
欠点を魅力に変えていく。

今まで似合ったもの、好きなものが変わる時、

それは、もっと違う自分を見れるよ~の合図でもありますね。

だからこそ、手作りも
始めた頃に作っていたバッグと今作るバッグのテイストも全然違っていたりします。

手作りで失敗はしても
作っている過程で、より
好みのものを追求していくアイディアが沸いてきて楽しくなるので、やめられません。

こうしたらもっと良くなるかな、失敗を失敗に見せないようにするにはどうしたらいいかな?と考えることが楽しいのです。

失敗は成功のもと…
欠点は魅力を引き出すきっかけ。
問題は古いシステムを壊して新しい自分の土台作りをするためのチャンスですね!