花の香り、香水の香り、
部屋の香り、料理、自然の草の香り、動物の匂い、
『香り、匂い』から記憶を辿るという事があります。
その匂いを嗅いだ瞬間
記憶が蘇るという事が。
懐かしいな、とか
その時の情景や人、その頃の自分自身を思い出す。
それは嗅覚で記憶を認知しているという事でしょう。
懐かしい音楽を聴いて
懐かしい記憶が呼び起こされたりもしますが
『匂いの記憶』というのは、意外にも記憶としっかりリンクしてるものなんですね。
最近はめっきり香水もつけない私ですが
昔使っていた香水の香りを嗅ぐ瞬間、当時の思い出が蘇ります。
『匂い』って結構大切で
人生を味わうにも匂いは不可欠...とまでは言わないけれど重要だなと私は思います。
風邪をひいて鼻がつまり 匂いがわからないとき、食事も味覚だけでなく嗅覚も重要な役割を果たして、美味しさを味わっているんだなということが
改めてわかります。
季節の節目を風の匂いから、感じることがあります。
秋の匂いがする...とか
春の匂いとか、微妙に匂いが違いますよね!
秋の匂いてどんなのかと
言われても言葉には言い表せないけれど
きっとそれも毎年毎年
秋が来る度に匂いを感じてきたからこそ記憶が秋を匂いから呼び起こすのかもしれません。
もし世界に匂いのするものが何一つなくなったら
花を楽しむ事も料理を楽しむ事も半減してしまいつまらないでしょうね。
肉体を持って生まれてきたのは、五感を楽しむ事も理由の一つなのだと思うのだけど
取り分け『嗅覚』というのは、ものすごい能力だなと思うわけです。
そして、この嗅覚を使っての実験では面白い結果も出てきているのです。
そもそも女性の嗅覚は鋭いようで、遺伝的に遠く離れた(男性の)匂いを好む傾向にあるのだとか。
それは、いい子どもを産む為に備わった本能なのだそうです。
しかし、娘が一番嫌う匂いが、父親の匂いという裏返しにもなってしまうというオチが(;^_^A
まぁ、当てはまらないケースもあるとは思いますが。。。
『嗅覚』というと思い出すのが、嗅覚を題材にした映画、その名も
パフューム~ある人殺しの物語~
18世紀、フランス。超人的な嗅覚を持っていた男ジャン=バティスト・グルヌイユ。その男がある時、街ですばらしい香りに出合う。その香りを辿っていくとそこには1人の少女がいたが、やがて死なせてしまう。
その少女の香りを忘れられない男は橋の上に店を構える調香師バルディーニに弟子入りし、香水の製法を学び その後、男は異常な研究を重ね、ついには人の心を惑わす香水を作る技術を手にする
というお話。
タイトル通りちょっと怖い内容だった記憶が
(;¬_¬)
嗅覚で捉えた少女の面影を香水にしてしまう過程が怖い((゚Д゚ll))
私も嗅覚はわりといいほうで、昔実家の冷蔵庫の奥にあった苺の香りを部屋とは離れた玄関口で感知し、
今日苺あるでしょう?
といって母に驚かれたことがあったり
ハーブに凝っていた頃
ブレンドしたお茶のハーブを香りからあてたり
パフュームのその映画を見た頃は調子に乗って
香水調合師にでもなろうかな(^ω^)?なんて生意気にも思ったことがあります。
あと、小さい頃
友達の家にいくと、その家独特の匂いがあり、もちろん臭いとかとかではなく、
自分の家と違う匂い・・・と遊びに行く先々で感じたものです。
太陽星座が五感が発達した牡牛座、というのは
多少影響しているのでしょうか?
忘れたくない思い出には
『匂い』を演出するのも
いいかもしれませんね。
ちなみに最近のニュースで犬の嗅覚は人間の1億倍だとありました。
けれどそもそも犬の嗅覚は、狩猟本能に基づくもので、獲物に関係するニオイや、群れ(家族)に関するニオイは得意という事で
1億倍の嗅覚だからといって敏感過ぎて、臭い靴下とかの匂いに耐えられないというわけではないようです。
動物の嗅覚も狩りをするために進化をしたのですね。
今日はどんな匂いで記憶が呼び覚まされる事でしょう?
今を生きるというのは
五感でもその瞬間を記憶するほど今を感じる事なのだと思います。