父は78歳、認知症で特別養護老人ホーム入所中。
肺炎で3度の入院。
3度目の入院は1ヶ月を超えて重症でしたが、今は抗生物質で熱を抑えながら何とかという状態です。
おととい、1か月ぶりに父に会いに出かけました。
入院が長引くと寝たきりで認知症が進み、身体を動かすことができないので手足の硬縮も進んでしまい、
最近の父は見ていて本当に、悲しいです。
「お父さん、信代だよ~。」というと、「うん。」と返事はしてくれますが、その後の会話が続かない。
でも、一緒にいると嬉しい気持ちでいっぱいになるんですよね~
会話は成り立ちませんが、他の兄弟や私の旦那さんの話をし、テレビを見たりして過ごしました。
そして夕食時。
嬉しいことがありました
自分でスプーンを持つことができないので、食事は口まで食べ物を運んで食べてもらいます。
その食事終了後、早めに食べ終えた父は向かいに座る男性のご飯を見つめて、
なんと自分でスプーンを持とうと手を動かしました
食べたいという欲が、少しではありますが手を動かしたんです
人一倍食欲旺盛で、健康な時は人のものまで取って食べるような父ならではの嬉しい瞬間でした
父は身体を動かせなくなっても頑張って生きているんだな~。
私はまだ健康でやりたいことができているんだから、今の幸せを十分感じて、自分らしく生きていこう。
先のことはなんとかなる、悩んでる場合じゃない、できることをやればいいと思えました。
ありがたいです。
きつくなったら休めばいいよね。
ここまで読んで下さり ありがとうございます。