世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔(クローズアップ現代) | 会計士を目指すたろ~のアメブロ。

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2011年12月に行われる公認会計士短答式試験、2012年8月に行われる公認会計士論文式試験を目指して勉強中のたろ~のブログです。勉強に励む日々の学習記録が中心です。会社を退職したのであとがない(!)ことから、並行して司法書士試験の勉強もやっています。

本日のクローズアップ現代。ジョブズ特集でしたね。以下、メモ程度に内容まとめ。


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■世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3106
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iPhoneやiPadなど時代の一歩先を行く革新的な製品を生み出し、IT企業「アップル」のカリスマ経営者として知られたスティーブ・ジョブズ前CEO(最高経営責任者)が5日に亡くなった。明確なビジョンと強いリーダシップでアップルを率いてきたジョブズ氏。製品の細部にまで妥協を許さない徹底ぶりや、卓越したプレゼンテーション能力は世界中の多くの人々を魅了してきた。番組では、ジョブズ氏を身近で知る人々の証言や、ジョブズ氏の言葉、かつてクローズアップ現代に出演した時の貴重な映像などを通して、IT界の天才と言われたジョブズ氏の素顔と、次世代へのメッセージを綴る。ゲストは孫正義さん(ソフトバンク社長)です。
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#参考
10年前にジョブズ氏が出演したクローズアップ現代の動画
■パソコン界の先駆者そのベンチャー精神に迫る(2001年 3月29日(木)放送)
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=1403


■社会を変えていくという想い
10/5、この日は世界の人々にとって忘れられない日となりました。スティーブ・ジョブズが亡くなり、各地では献花に訪れる人があとを絶たない。パソコンを一般家庭にまで普及させ、スマートフォンで電話の常識を覆した。時代を先取りした製品は人々の心を捉え、アップルを世界一の企業にまで成長させた。革新的な製品を生み出す原動力となったのは、社会をよりよくしたいと考えるジョブズさんの強い想いでした。


インターネットやパソコンは知識や情報を伝えることに偏っている。そのパソコンをジョブズ氏は人間性あふれる存在にし、人々は自分の感情をより豊かに表現する手伝いをしたいと10年前番組で語っていた。発言当時は、パソコンに人間的要素を持ち込むとはどういうことかわからなかったが、10年経った今、予言者と呼ばれるジョブズ氏があの頃から今の時代を見通せていたことが改めて実感できる。


Mac、iPod、iPhone、iPadと、次々と人々のライフスタイルを大きく変える革新的な製品を革新的な製品を登場させ、人々が自由に、多彩に音楽や写真、映像表現ができるようにした。製品のデザインはもちろん、パッケージのデザインなどの隅々にまでの美しさを頑固にこだわり抜いた。新たに会社を立ち上げようと考える人たちには、世界に自分のアイデアを広げたいという情熱その思いが大切だと話していたことが印象的だったとのこと。


#10年前の動画が入る


■世界を変えたジョブズが意識したもの
画期的な製品を生み出すことで、社会を変える。その精神は、会社を立ち上げた21歳のときから一環していた。当時、巨大で高価だったため、一部の専門家しか使えなかったコンピュータを小型化。1984年にはマウスを使って気軽に操作できるパソコンを世界ではじめて開発した。その背景には、誰もがパソコンを通じて、情報にアクセスできる公正な社会を築きたいという想いがあった。


2001年にはiPodで音楽の世界にも革命を起こす。それまでの音楽はCDで買うものという常識を覆し、インターネットからダウンロードして持ち運べるようにした。さらに2007年には従来の携帯電話の概念を大きく変えるスマートフォンを開発。小さな端末ひとつで世界中の情報を手に入れることができる社会を実現した。


ジョブズ氏は革新的な製品をどのように生み出してきたのか。


◇前刀禎明(さきとうよしあき)さんのインタビュー
ジョブズ氏のやり方は、これまで全く経験したことのないものだった。この商品は、こういう機能があって、こういうことができますよ、という形ではなく、あくまでも人々がそれをやると嬉しいかどうかということを重要視していた。開発チームには、ユーザーがどのような使用体験をしているかどうかというイメージ集を配布していたとのこと。開発チームは、コストの削減や性能の向上だけでなく、人々の暮らしをどう変えたいのか、イメージから逆算して製品を作るよう求められていたとのこと。常に人がどうつかうのか、それを使うことによってどういう体験が得られるのかを意識させられた。


#前刀さんについては……
2004年から2年にわたりアップル本社の副社長を勤めた方。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E5%88%80%E7%A6%8E%E6%98%8E
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/11/news037.html


人々をわくわくさせる製品を生み出す。それを実現するため、ジョブズ氏は、デザインから手触りに至るまで、一切妥協を許さなかった。そういう徹底したこだわりをもってもの作りをしていた。


◇新潟の工場(#多分、磨き屋シンジケート)
新潟にあるこの工場では、技術の高さを見込まれ、iPodの裏蓋を磨き上げるシゴトを受注した。ニッポン屈指の研磨技術を持つこの会社にとっても、ジョブズ氏の要求は想像以上に厳しいものだった。肉眼ではわからないようなごくわずかなゆがみも許されない精度を求められた。なぜ、裏蓋なのに、そこまでこだわるのかというのか?と思うほどに相当こだわりがあったとのこと。今までの常識では通らないこともあるんだ、こういう製品もあるんだということを再認識させられた。


◇福田尚久さんのインタビュー
ジョブズ氏のこだわりを目の当たりにしたのは、10年前アメリカで直営店の準備をしていたときのこと。トップシークレットのなかで、本社の倉庫のなかに実物大の店舗を何度も何度も作って準備していた。テーブルのウッドやドアノブ1つを作るにしても何億円かかかる程度まで試作を作り、試行錯誤をくり返して作っていたとのこと。絶対にお客さんはわかってしまうので、必ず、最善を尽くさなければならないんだという哲学をもっていた。常に人間の感性に対しての、人間に対してのリスペクトをもっていた。お客さんはこの差はわからないということでも、作品を仕上げるという観点から妥協をしなかった。芸術作品を作っていこうという考え。


#福田さんについては……
8年間アップルに在籍。元アップルのマーケティング本部長で、後に米AppleのRetail Storeマーケティング担当副社長に就任された方。
http://twitter.com/#!/naohisafukuda
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0711/mobile348.htm


8年前、ジョブズ氏は膵臓がんだと診断され、摘出手術を受けた。その後も病気と闘いながら現場で指揮を執り続けた。2005年6月スタンフォード大学でスピーチを行った。一度、死に直面して考えるようになったことは、多くの人に感銘を与えた。


#スタンフォード大学のスピーチ
「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A88889DE1E7E6E7E7E4E4E2E2EAE3E2E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E5E2E6E0E2E3E3E0E4E1E3


◇マーク・オトゥテさんインタビュー(スピーチを聴いた人)
ジョブズ氏のスピーチに後押しされ、大企業に勤めるのではなく、長年の夢だったベンチャー企業(ソフトウェア会社)を起業。ジョブズ氏の言葉を聞いたとき、自分を信じ、チャンスにかけなかればならないと思った。信念と勇気を持ち、決断していくことの大切さに気づいたとのこと。いつかは、ジョブズ氏のように大きなことを成し遂げる会社にしていきたいとのこと。


病と闘いながらも、ジョブズ氏は、時代の一歩先を行く新たな製品を発表し続けた。その間もがんはジョブズ氏の体をむしばみ、体重は減り、やつれた姿を目にすることが多くなった。1月に休職して以来、人々の目の前に出ることはなくなっていたが、6月の新製品発表会で30分のプレゼンテーションを行った。


◇前刀禎明さんのインタビュー
執念を感じる。自分の体力が続く限り、最高のものは最高の形で世に送り出したい。その情熱の表れ。


◇福田尚久さんのインタビュー
病気の間もシゴトをやり続けたのだと思う。その想いは、世界中、非常に多くの人にスピリットを残している。人々の心のなかで生き続ける。そのスピリットはまわりの人たちがちゃんと反映していってくれると信じていると思う。


テクノロジーを使って、よりよい社会を実現させることに情熱を傾けてきたジョブズ氏。10月5日、56年の生涯を閉じた。10年前の番組での対談で語っていたのも夢を諦めない大切さだった。「新しいことをはじめるときに、一番大切なことはそれを成し遂げたいという情熱です。夢を実現できるか否かは、途中で諦めるかどうかにかかっています。必要なのは、強い情熱なんです。」


◇孫正義さん(スタジオゲスト)
本当に残念で仕方ない。自分が生み出したiPhone 4Sという作品の発表を送り出して、その翌日に亡くなった。その子どものような作品が世に送り出すまでは、なんとしても死ねないという想いがあったのでは。ジョブズ氏は、限られた人生のなかで、自分が存在していなくても存在するようなものを作ってもしょうがないと考えていた。自分が存在したことによって、世の中を変えられた、人々の生き様を変えられたという、そのくらい、みんながびっくりするような製品を生み出していきたいという強い情熱があった。iPhone開発中にも、その当時の携帯電話は美しくない、あんな不格好で、メールなども打ちにくい、ネジだらけ。こんな不格好なものを使っていることが許せない、もっと美しくて、わくわくして、使いやすいものを作ると話していたとのこと。


ジョブズ氏は、経営者というよりも、夢を見ているピーターパンのような存在。目がキラキラ輝いて、一緒に夢の世界へ行こうと語りかけてくれるような存在で、一緒に行きたいと思わせられる、吸い込まれてしまう。ただ単に、ビジネスのための、今期の売り上げを上げるための、という発想は、ジョブズ氏のなかにはない。


10年くらい前からジョブズ氏のなかで、インターネットに対する強い想いがあった。それに、Macや音楽、携帯電話をつなげる形でさまざまな製品を作っていった。単なる工業製品ではなく、作品で、人格を入れたがる。iPhone 4Sではシーリーという音声認識の機能を内蔵し、そこに人がいるような印象を受ける。20~30年生き続けていたとしたら、iロボットを作りたいと考えていたのではないかと思う。ただ、作業がやれるというだけでなく、人が狂おしくなるくらい愛せるロボットを作りたかったのではないか。


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歴史に残るような起業家の方は、地位やお金なんかどうでもよくて、いかに世界を変えられるか? を考えているなぁ~と改めて感じました。たぶん、高級外車を乗り回したり、タワーマンションの最上階に住みたいとか、個人のエゴを目的として起業する人もいるかもしれないけど、そういう人はほんの一握りだし、成功する可能性も限りなく小さい。恐らく、額にして2桁億円の前半止まりではないかな?と思う。自分にベクトルが向いている状態?


それ以上、稼いだりできる人は、結果的にお金が付いてきただけで、お金儲けのことはあまり考えていない。外向きにベクトルが向いている状態で、さまざまな人から尊敬されたり、慕われたりしている方々。いかに、世界を、人々のライフスタイルや考えを変革できるのか?を追求している人だなぁ~と改めて思いました。


前者のような経営者ではなく、サラリーマン経営者でもない。後者のような経営者のもとで、全力でシゴトができるように、今は、スキルを身につける時期だととらえ、頑張って行きたいなぁ~と思いました☆