私「よし、これを持っていけ」
息子「えっ!?なんで?」
分かっているので、嬉しそうに聞き返してくる
これ(ディケイドライバー)を持っていくということは…
「ディケイドに変身してダブルを倒すんだ!」
「うん」
一瞬にして神妙な面持ちになった
「いいか、ダブルを倒さなければディケイドの世界が消えてしまう
このカードも持っていけ(ディメンションキックのカード)」
「うん」
本気でダブルと一戦交える気か…?
着いたところはアピタ
ここに仮面ライダーダブルが来る
ショーが始まるとお姉さんに言われた通りに
「がんばれー!がんばれー!!
ダブルーがんばれーっ!!」
他の子より元気…というより必死だ
でも、ドーパント(敵)が怖くてあとずさり…
「怖いんだろ?
ほら、もっと前で見な」
「こわくないよ
むねについてるかおがこわいんだよ」
意味不明な虚勢を張る
…怖いんじゃん
ほどなくショーを終え、握手会
「分かってるな、このカードで倒してくるんだ」
「やだよ、たおさない」
「倒さないと、ディケイドは消えるんだぞ!」
「やだ」
こんなところで戦い始めても困るので、それ以上ゴリ押しはしない
…困りもしないか
多分大笑いしながら動画撮影する
「いけっ!そこだっ!」とか、言ってしまいそう
握手する本人は、ものすごい緊張と歓喜で興奮状態だ
顔から湯気が出てきそう

【緊張して顔も見れない】