森の精霊の血を引くアグネス(アン・ハサウェイのアンの正式の名はアグネス)と家族想いのシェイクスピアの、夫婦関係再構築のお話。

 

ザ・ブライド!」で主役を演じたジェシー・バックリーが第98回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した作品だ。

冒頭のジェシー・バックリーの声が、「ザ・ブライド!」のメアリー・シェリーと同じだった。

 

 

物凄く主役だった。こりゃアカデミー賞以外でもいろんな賞を受賞して当然という演技だった。

 

 

キリスト教以前の自然崇拝の精霊が生き残っているイギリスらしく、神聖なる森の木々の映像がきれい。差し色で、アグネスの赤いドレス。

ハムネットが瀕死の双子の妹の身代わりになるため、ベッドでの場所を入れ替わって死神に連れていかれる。イギリスらしい解釈だ。

 

 

シェイクスピアの記録としては、日本では関ヶ原の合戦をしてた頃だからねえ、空白の7年間とかよく分からない部分がいっぱいある。なので、「恋に落ちたシェイクスピア」や「もうひとりのシェイクスピア」といった映画が生まれる。で、その映画を観て、再建されたグローブ座やストラトフォード=アポン=エイヴォンに行ったり、シェイクスピアの耳のピアスが気になってナショナルポートギャラリーに肖像画を観に行った昔の私。

 

 

なので、この夫婦関係と劇「ハムレット」の誕生秘話もシェイクスピアを題材にした小説のひとつという事で。

 

 

アグネスと弟が観に行ったグローブ座での「ハムレット」のシーンは映画のラストにふさわしかった。映画館内で泣き声も聞こえた。

そのシーンを見ながら、(そうだよなあ、椅子がないから立ち見だよなあ)とか(役者との距離が近!)とかも思った。アグネスの弟役の人は身長が189㎝あるそうなので、後ろの人は舞台がみられないじゃん、とも思った。

 

 

いずれにしても、400年以上前に描かれた劇が、今もベーシックな芸術作品として上演され続けているなんて、シェイクスピアって偉いなあ。

 

で、こんなの見つけた

【絶賛公開中】映画『ハムネット』特別映像<多幸感満載のダンステイク>