リドリー・スコット監督の「ラスト・サバイバー」を観ようかと思ってたんだが、パンデミックの後、生き残った人間が殺し合いをする映画を観る気分ではなかったので、安心して観られるアクション映画でおそらくハッピーエンドを迎えるであろうジェイソン・ステイサム主演のこちらにした。

 

 

明るいアクション映画なのかと思ったら、全体的に暗い。ジェイソン・ステイサム演じる元MI6の特殊部隊員のマイケル・メイソンがスコットランドの孤島の稼働してない灯台に隠れ住んでる。天気は悪いし、海は荒れてる。音楽も暗い。

 

 

巻き込まれて一緒に逃避行する少女ジェシー(「ハムネット」で長女のスザンナを演じた子)と心通わすドラマパートでのジェイソン・ステイサムは、性的魅力は封印して、立派なお父さん世代だ。

 

 

そうかあ、アクション映画の若手だと思ってたらもう59歳かあ。立派なお父さんだ。「エクスペンダブルズ」では最年少だったのになあ。

宿敵の「ワークマン」と戦う時は、なぜか二人とも銃を落としてしまい、素手で格闘する見せ場がちゃんとある。

 

 

MI6の悪者の旧長官はビル・ナイで、新長官はナオミ・アッキー(「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY」の主役)。MI6内の内紛なので、キャストはちゃんとイギリス人で固めている。映画が聞き取れたらそれはそれで面白かったんだろうなあ。

続編があるなら、新長官のナオミ・アッキーがもっと活躍して、マイケル・メイソンを援護しながら任務を遂行させるというストーリーに違いない。多分。

 

 

MI6では民間の監視カメラや一般人のドライブレコーダーも全てハッキングしてて顔認証でマイケル・メイソンとジェシーを追跡するんだが、なぜか簡単に二人にロンドンに入られてしまう。Nシステムはないのか? 日本だと犯罪者の追跡にはNシステムが大活躍なのに・・・。

 

 

観ている時は面白かったし、カラッとしたハッピーエンドではないけど、まあメデタシメデタシで。