今日は話題のポリ袋料理法について。
現在こういった本が書店に並んでいる↓

油を使わずヘルシー調理! ポリ袋レシピ (アース・スターブックス)
テレビやネットでも紹介されて、
目にした人もいるのではないか??
今、主婦や高齢者を中心に、ポリ袋を使った調理法が、人気を集めているようです。
これは、
スーパーのレジなどで見かけるポリ袋(高密度ポリエチレン)に(危険)に食材を入れ、中の空気をできるだけ抜き、鍋で湯煎(ゆせん)する調理法と一般的に公開されています。
特徴は、
①具材のうまみや栄養を逃しづらく、調味料も少なくて済む。
②通常の「焼く」「煮る」などに比べて、低温で調理しやすいため、たんぱく質をあまり壊さない温度帯での調理が可能になり、肉や魚がおいしく仕上がる。
③材料の混ぜ合わせなども袋を活用するので、調理器具が少なくて済み、調理中の洗い物がほとんどなくなる。
ということで、料理が楽に早くおいしくできるというメリットが人気の理由だそうです。
発案者は、料理研究家・川平秀一氏。
この前、テレビでも拝見しました。
確かに、調理法としては一流の料理人がすでに取り入れている方法だし、
一般家庭で実現するには敷居が低い(手軽さ・コスト面)方法だと思います。
しかし、この情報を知って一つ懸念が思い浮かびました。
みなさん、
ビニール袋は何を使いますか??
スーパーで貰う袋ありますね。
本当に安全ですか?
どこのビニル袋かご存知ですか?
そのビニル袋はポリ塩化ビニルではないですよね・・・?
一言で言っても、ビニル袋の成分は沢山あります。
ものによっては、80度くらいで溶け出すものもあるでしょう。
もっと留意しておかなければいけないのが、
溶け出したものが
発がん性物質であるものもあります。
ダイオキシン類対策関係省庁会議の構成省庁(内閣府、警察庁、総務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)パンフレットこのリンクにもありますが、
①塩化ビニルなどの塩素を含むごみの焼却とダイオキシン類の発生に関しては、適切な管理がなされていない焼却の場合にはダイオキシン類の濃度が高くなる恐れがあるという報告があります。
②ダイオキシン類の排出ガス濃度が規制されていない小型の廃棄物焼却炉についても、800度以上でごみを燃焼でき、温度計や助燃装置等を備えた構造をもつ焼却炉であることが必要です。
ということなので、
低温での「ポリ塩化ビニル」は有害物質を発生させることが示唆されている。(融点は159.7)
水分のみの過熱では100度を超えることはないが、
油分やそれ以外の環境で加熱した場合は融点を超える可能性がある。(=溶け出すってこと)
なので、可能であれば溶け出すことのない安全なものを使う必要がある。
※現在ポリ塩化ビニルはほとんど出回ってないようです。2015.5.21追記
今回、
ポリ袋料理法はとても便利と紹介されているが、
こういった料理法はデメリットや危険性も考慮しておきたいところである。
このような考察はテレビでは紹介されない(理由は、注目されるところだけ公開するorそもそも科学的知識が乏しいものが制作しているなど)
以上の点を気をつければ、
とても有用な調理法なので、是非気をつけながら活用したいと思う。
「ポリ袋 料理法」はお湯を使うものなので、100度以上に上昇することはないので、
耐熱100度以上のもので有害物質が出ないものを使うようにしましょう。
参考:
日本ポリオレフィンフィルム工業組合