睡眠時間が増えたことと、家政婦さんの力で、精神面は少し安定した。


産後直ぐから、大震災級の大きな発作が出て、その後は余震みたいにパニック発作を繰り返していた。


退院後も、突然襲ってくる不安と焦りみたいなので、息苦しくなった。


そんな時は、胸元を押さえ3倍速ぐらいの早さで早歩きになり、掃除をして気を反らし、エアコンを分解して掃除し、とにかく身体を動かしていないと、止まったら死にそうになった。


端から見たら、完全におかしな人だ。


ここ最近は発作は起きていないけれど、お守り代わりに頓服薬は、いつも持っている。


外出中にパニック発作になる人の話は良く聞くけれど、慣れ親しんだ自宅でも、なるなんて悲惨だ。


腹痛発作も時々、自宅でもなる。


復職するまでに、パニック発作が軽減していたらいいのにな。


昨日は、アルコールを解禁してみた。

3%の、ほろよい。

軽い酩酊状態になる。


ダメだ。お酒は楽しめそうにない。両親ともにお酒は強いはずなのに、遺伝じゃないのかな。


スマホの画面から死神が出てくる悪夢を見て、中途覚醒。また冷や汗をかいていた。


大きなため息ひとつ、溢してみる。


そして、大きく深呼吸。


今日も元気に長男、登園。いつまで風邪を引かずに通えるだろうな。


家から職場が近いため、昼休みに帰ってくる夫。

そのタイミングで、次男を抱っこ紐に入れて買い物へ。


下心丸出しの視線が生理的に受け付けない。


卵管結紮をして、もう子供を増やす計画もないのに、夫婦生活の意義が見出だせない。もう閉店させてもらえないだろうか。


子育てと同様に、こちらの部類のことも、義務やタスクに感じる。


人間の三大欲求、睡眠、食欲、性欲が、どれも希薄だ。

不眠症で長く眠れないし、お腹が弱いから、食にも興味がないし。性欲など皆無に等しい。


ほんの少しの時間、我慢をすれば応じられるのだろうけど、我慢してまで応じるものなのか。


したい側の気持ちも、したくない側の気持ちも、同等に尊重されるべきではないのか。


なんて


ドラマ「あなたがしてくれなくても」を見ながら思う。


ひとりで居れば、感じなくて良いストレスを、家族がいれば、抱えることになる。


時々、自由な独身貴族が、うらやましい。


おっと、赤子が泣いている。


行かなきゃ。