夫付き添いの元、退院後再診。

子宮口3cm

子宮頸管長2.0cm


子宮頸管って改善するんだ。

2cmで喜んでいたら主治医より、2cm以下で今すぐ自然陣痛や破水が来る確率は95%なんですよ。と言われ、切迫の現実が舞い戻る。


産まれていない5%の確率が不思議なぐらいの状況。

2%の確率で避妊しての想定外妊娠、最後の最後まで想定外の事態を引き起こしてくれる坊や3号。


そろそろ、いつ産まれるかのドキドキ不安感に疲れてきたので、37週で予定帝王切開の術日を予約したいと伝えたら、夫が7月産まれにこだわり、7/7は諦めたようだけど、せめて7/1の39週で帝王切開できないかと言い出した。


主治医の前で、またもや言い合いになる夫婦。


身体に爆弾抱えて、いつ陣痛きて、いつ破水して、いつ破裂するか分からないお腹を抱えて、39週までは、却下。


その辛さが夫には伝わらない。


トーラックでの子宮破裂のリスクは1%。

その1%のリスクのために、37週で切るなんて。と言い出す夫。


37~38週で産まれた子は39週で産まれた子より発達障害のリスクも胎児の異常のリスクも上がると文献で読んだとネット情報を引っ張り出す始末。


37週以前に産まれた子供さんも、元気に健康に生きている子がいっぱいいるよ。早産の親を全員不安にさせるつもりの、わからず屋。


うちの坊や2号41週で産まれて発達グレーだし。

脳の機能の問題なんだから、週数で言うのやめてほしいわ。


3000gは越えてほしい。

39週は過ぎてほしい。


子供のことを思っての気持ちは同じよ。

私だって可能ならそうしたい。


ただ産後8ヶ月で妊娠して、それ相応のリスクを背負っている身で、母子の安全を考えると、破裂したら、死ぬからね。結果論なんだけど、何にもなかったね。で済むか、あの時やっぱり37週で産んでいたら、助かったのかなって一生の後悔を抱えるかの問題よ。


坊やと娘、おいて死ぬに死ねないわ。


主治医はクールな顔のまま。

いくら決めたって、今夜かもしれませんよ?


って、そうだね。

そうなんだよね。わからないのよ。


そもそも誕生日をこちらで決めなきゃいけないのが辛いの。


間をとって38週で、予定帝王切開を組みましょう。と主治医に提案され、夫婦共々、しぶしぶ納得する。


38週まで、産まれない可能性は5%のまま。

95%は産まれているだろうと先生の予言。それ、入院の時にも聞いたわ。


結局のところ確率と現実は違う訳で、わからないってのが一番相応しい。わからないからこそ、用心しなきゃ。


陣痛らしきものが来たらすぐに受診する。

そう約束して自宅に帰った。

本当にもう、あと3週間、動かず寝ていよう。

辛いけど、不安だけど、お腹が少しでも張るたびに、来るのか?来るのか?と思うけど…


陣痛来る来る詐偽だ。


どこまで記録更新なるか。