夫は平気で嫌いな人に嫌いと言います
子供の頃から変わらず。
人の好き嫌いが激しい。
協調性がない。
見事に遺伝した娘と息子。
娘は好きな友達としか仲良くしない。そして、あまり関心のない子から、遊ぼう、帰ろう、どこか行こうと誘われても「いや」の一言で真顔で断る。
無理に仲良くする必要性はないのだろうけど、私は平和主義の博愛精神なので、娘に拒否されたお友達が傷付いていないか気が気でない。
私は嫌いな人でも嫌いと言わない。
距離は置くけど、当たり障りなく接する。
そもそもあまり人を嫌いにならない。
その逆も。あまり人を好きにもならない。
この人好き。みたいなお気に入りもない。
皆平等。ある意味、冷たいのは私の方なのかも。
人に対して好き嫌いも関心も薄い。
植物や動物の方が好き。本や映画の世界に引きこもる方が好き。
人間関係のトラブル回避のため、極力深い人付き合いはしたくない。来るもの拒まず去るもの追わず。
友達なんて、いなくても、困らない自信がある。自己完結型人間。
そして坊やも。
おれ、おまえ、きらい。発動。
好きな先生にはベッタリ、抱きつきに行く。ニコニコ笑顔も見せ、可愛がられる。
嫌いな先生には、寄り付きもしないし、オムツ交換や食事介助も拒否。
だから坊やの専属保育士みたいなベテランさんがいる。その人が休みの日は、結構大変みたいで申し訳ない。
失踪した無断欠勤の若手保育士の代わりに入った優しい先生は、わりと好きみたい。
一番に好きなのはパパだけど。
かなりのパパっ子。坊やと夫は両想い。いつもベタベタスキンシップを図っている。
私は、わりとアッサリ。
日常生活援助はするけど、子供との距離感の図り方は苦手。
赤ちゃんでも、自分への愛情がどこまで深いのか感じ取れるのかな。
注がれた愛情の分しか、人は誰かを愛せないのか。
愛って何なんだ。
なんて、ふと、思った。淋しい人間。
愛想笑いはお手の物。
3人目もパパ似かな。
好き嫌い。自我をしっかり持っている。他人の目を気にしない。我が道をしっかりと歩いていける自信家。病まないからいいよね。
自信なんてさ一欠片もないわ。