坊やと夫がコロナになって、翌日娘がコロナになって、娘が40℃の高熱で一番症状が酷かった。最後の保育園も結局行けなかった。


なのに、しんどいとも口にせず、栄養のゼリーとポカリを持って、布団で大人しく耐えていた。氷枕を交換しながら、真っ赤な頬っぺが可哀想で可哀想で。


出来ることなら代わってあげたいと思った。


2日寝込んで今晩ようやく解熱した。

一安心。


先に熱が下がっていた坊やも咳と痰が、しつこくて、むせて時々吐くから、その処理をする。


手洗い、うがい、マスク。

私が倒れたら、この家は終わる。母親は強く出来ているのかな!?


そんなことないよね。

きっと、みんな、責任感と愛情で踏ん張っているだけ。


だって頼りにならないもの。

夫くん。


微熱で自室引きこもりを決め込み、LINEで様々な欲求をし、こっちは家事、育児と忙しいんですけど。


しんどい!

頭痛い!

咳辛い!


大きな声で呻くし叫ぶし、子供か(笑)


さすがに39.3℃まで上がった時は、心配したけどね。お願いだから微熱で倒れるなニヤリ


頭いたーい!


って、また叫んでいるよ。

微熱に戻ったのに、ずっと叫んでいる。


病棟のおじいちゃんみたい。

ナースコールの代わりに、ピープー、ピープー甲高い音の鳴るアンパンマンの玩具を握りしめ、部屋から鳴らしてくる。


不安だから来てと。


こんな時、優しくしなきゃいけないのでしょう。妻の勤めです。


うるさい、だまれ!と怒鳴ってしまいましたえー甘えられると余計にイライラしてしまう。優しくない妻です。


またそれが逆効果でね、ピープーピープー鳴らす訳です。


ナースコール連打の寂しがり高齢者夜勤と変わらない。


ありがとうとかさ、世話かけてごめんねとかさ、ほんの些細な気遣いでいいのよ。


しんどい時は自分のことで精一杯なのは分かる。私も悪阻の時は、気持ちに余裕なかったから。


それでも、こっちは妊婦ですよ。

少しは労ってほしい訳です。


もう一人産まれたって、夫が何か変わるとは思えない。世話する対象が増えるだけ。


だからそこ、女は強くなる。

さぁ、最後までコロナサバイバルに勝ち抜き、一人、感染せず、生き残るよー。


あてにする、期待するから、腹が立つ。

戦力外通告です。

最初から居ないものとして動きます。