子供が産まれると、どうしても子供中心の生活になり、夫婦の時間って減りますよね。
我が家も、私が起きる前に仕事に行って、子供達の寝かしつけぐらいの時間に帰ってくる夫とは、1日のうち、カップラーメンが出来上がる3分よりも会話する時間が取れていない日もあります。
重症妊娠悪阻で緊急入院した時も、子供の預け先がなくて、とても大変な思いをしました。悪阻で、しんどかった私は、毎日夫から掛かってくる電話に、怒鳴り散らしてばかりいました。
保育園の行事を忘れる。
赤ちゃんのお世話の手抜きや観察不足。
子どもに怪我をさせる見守り不足。
心配故に責めてばかりいた気がします。
夫も無理して在宅ワークに切り替えたり、有給を使ったりで一生懸命していてくれたのに。
父親役だけでなく母親役も引き受け、突然自分に家事も育児も仕事も降り掛かってきたら、いっぱいいっぱいになって当然だなって。
今なら思えるのですけどね。
自分がしんどいと、なんで分かってくれないの。ばっかりになってしまって。
しかも個室入院で永遠に時間経たないし、余計にいろいろ考えてしまうし、しんどかったな。
あの時、もう少し、夫に寄り添う言葉掛けが出来ていたらなぁと、ふと思いました。
子供のこと、家のこと、大変だよね、ありがとう。子供達どう?とか。
仕事大丈夫?無理させてるよね。とか
ワンクッション労いの言葉をかける余裕すらなくて、あれもして、これもして、これはどうなってる?え?なんで?
ばっかりだった。
なんて話を今日は、ゆっくり出来ました
夫が、夫婦2人でデートがしたいと言い出しまして。
最初は乗り気じゃなかったんですが、子供たち抜きでお出かけする時間も、大切なんだなと思いました。普段、話せないことも話せるし、お互いの気持ちも確認できます。
子連れで出掛けると、ゆっくりご飯も食べられないし、オムツやミルク、トイレ、ご機嫌、安全、いろいろと気にしないといけないことが多くて。
自分達が楽しむというより、子供達の警備員か見守り部隊の同行者です。
昨日は昨日で、20万近くするソファーを買った夫に小言を申し立てておりました。
ソファーなんて、座れたらいいんだから、今ので十分だよねって。贅沢なんてしなくていい。
夫が何て言ったかと言うと、また次の子が産まれるにあたり、私が1年半の育休を予定しているので、少しでも快適に過ごしてほしかったからだと。
確かに、育休中はソファーかベッドの住人をしています。
長年使い込んだ安物のソファーは、寝転んでも足は伸ばせないし、硬いし、娘が赤ちゃんの時の、ゲロゲロのシミや汚れがこびりついています。私の鼻血も。
新しいソファーは3人掛けでフッカフカで、汚れも落ちやすい生地で、落ち着いた色合いです。部屋がぐっとオシャレで高級感が出そうな感じです。
50~100万円する高級ソファーでは、勿体ないと言って、私が座ったり寝転んだりしないだろうとも予測して、安すぎず高すぎず、でも癒されるそんな物を考えて選んでくれていたんですね。
決して思いつきでも、自分のためでもなくて。
そうとも知らず、怒ってばかりの私。
素直にありがとうも言えず。
可愛くないですよね。
せっかく、ご縁あって、夫婦をやっているのに。仲良くしなきゃね。
りさ)エイの顔ってどこだろうね。あれかな?
夫)ちがうよあれは鼻の穴だよ!エイの顔は、背中側にあるんだよ
そんなどうでもいい、すぐに忘れてしまいそうな会話が、癒しのヒトトキでした。
明日からまた、ぼちぼち、がんばるぞー。