先日のセッションでのこと。

 

 

その方は現在無職で「そろそろ仕事を探さないとな~」と考えているとのこと。

 

 

過去には転職歴がたくさんで、どの仕事も「やりたいわけではなかった」らしい。

 

 

そして転職の合間に1年や2年何もしなかった時期があり、「可能であればあの頃のようにもう何もせず家にずっといたい」と仰る。

 

 

でもその方の数字って「何もせず家にいる」ことを好むようには見えなくて。

 

 

で、いくつか角度を変えて質問して見えてきたのは・・・

 

 

無職の何もしない時期には、「好きな本をあれこれ読んだり」「あちこち旅行に行ったり」していて、それが良かったとのこと。

 

 

これは「何もせずに」とは少しニュアンスが違うかもな、と思うんね。

 

 

結局この方の場合、「何もせずに家に居たい(働きたくない)」ということの意味をもう一段掘り下げて見えてきたのは・・・

 

 

①毎日同じことをするのが嫌(同じ時間に目覚ましで起こされるとか通勤とか仕事内容とか)

 

 

②明日の予定が決まっているのが嫌(明日もあれやってこれやって、というのが前夜に思い浮かぶとか)

 

 

③誰かに指図されたり、仕事に期待されたりするのが嫌

 

 

このあたりが嫌で「ずっと家に居たい」「働きたくない」ということのよう。

 

 

なのでこれって、

 

 

「家に居たい」というよりは「縛られたくない」だし、「働きたくない」というより「自分で決められない仕事はしたくない」ってことかな?と思うんよ。

 

 

実際、過去のお仕事の雰囲気を伺うとどの職場でも人間関係も悪くないし、仕事も出来て重宝されてはったっぽいしね。

 

 

ただ「縛られてる感」が強まったり、「やってることに飽きてくる」と退職してきたって感じ。

 

 

だから「家に居たい」わけでも「働きたくない」わけでもないと思うん。

 

 

正確には「毎日判で押したような暮らしは嫌」「飽きるような仕事は嫌」「自分で働き方を決められない仕事は嫌」、このあたり。

 

 

なのでもしかすると仕事に関しては「毎日変化があって飽きにくく、リモートワーク可能とか出社するかどうかは自分で決められるとかなら働くのは嫌ではない」かもしれない。

 

 

・・・ってとこまで掘り下げるとまた見え方が変わるかもしれず、ここらあたりの「掘り下げ」や「分解」の作業が実はセッションでは大事かな、と思ってる。

 

 

ここまで掘り下げて見えたことは、ものすごくこの方の数字とマッチしてるし。

 

 

結局この方の場合はそれでも「仕事」よりは「今の生活スタイル」を大事にしたいということで、お仕事探しも「やりたいこと」というよりは「今の生活の邪魔にならない仕事」を探す方向がいいかもねってことに落ち着いた。

 

 

お持ちの数字が「自由」を大事にする感じだったし、お金にもあまり執着が無そうだったのでそれでいいかな、と。

 

 

まぁなんでも「思い込んでるかどうかの確認」から始めるのが結構大事。

 

 

「働きたくない」と思い込んでないか?とか。

 

 

それをもうちょい分解すると「こういう仕事は嫌でこういう仕事ならいいかも」ってことにならんか?とか。

 

 

「ずっと家に居るのが好き」なのではなく「思いついたときに思いついたことができる環境に居たい」ってことだよね?とか。

 

 

そういう分解をする際にお持ちの数字を使うとやりやすいってことね。

 

 

そんなこんなで11月のセッションも受付中です。よろしければ~