今朝は前々から気になっていた、レンジでめっちゃ簡単に作れる米粉パンを作ってみたん。
マジで簡単すぎて、「ほんまにこれで出来んの???」と思いながらやったら、できた。
呆気ないぐらい。
所要時間5分ほど。
ざっと説明すると、タッパーに米粉とベーキングパウダーとヨーグルトと卵とはちみつ(私はメープルシロップ)とほんのちょっと塩を入れてスプーンでぐるぐる混ぜてレンジでチンするだけ。
洗い物もタッパーとスプーンだけ。
しかも出来立ては普通にふわふわで美味しい。
(多分冷めると固くなって微妙な気配。)
我が家は今すごく小麦粉を食べる量を減らしたいのよ。
特に旦那はんは、やたら菓子パンやスナックを食べるのでどうにかしたい。
添加物だって減らしたい。
スーパーで買い物するときも裏面は結構見るタイプやけど、本気で気にしてたら何も買えない。
そもそも「丁寧な暮らし」なんか出来そうな気がしてない。
「荒くれ者」みたいな生活から、これでもようやく「テキトーな人」ぐらいまで持ってきたってレベル。
土鍋で炊いたご飯とせいろで蒸した野菜が美味しい、みたいなところまでは宇宙的距離がある。
冒頭のレンチン米粉パンだって、丁寧でもないし電子レンジ使うのもあんまりよくないんやろな、とは思っている。
けど、人にはそれぞれちょうどいい塩梅というものがあるのではないか。
私の母はいわゆる給食のオバサン的な仕事を長年してたので、ご飯はきちんと作って出してくれた。
でもこの「きちんと」は「3食自分で作って」とか「野菜を多く」とかではあったけど、それこそオーガニック云々とか添加物云々の話では全くない。
むしろ仕事が忙しく体もきつかったから料理の主眼は「手早く」であり「安価でお腹いっぱい」であった。
野菜を選ぶにしてもどんな風に育てられたかはもちろん、新鮮かすらあまり関係ない。
売り場の隅でちょっと萎れて値段が安くなってるものが見つかれば「ラッキー」ぐらいの勢い。
「野菜をたくさん食べればOK」で、その野菜の質には全く無頓着。
そういう環境で育った私であるよ。
いや、でもここでは少し母を擁護しておく。
経済的にもそこそこ苦しくてフルタイムの仕事が体力的にきつければ、そんな風になるよ、と。
で。
何につけても人は育った環境に影響を受けるよという話なのよ。
そして同時にその影響は大人になって変えようと思えば変えられるよって話でもある。
50代も後半になって、私はようやくそのあたりを本格的に変えようとしてるところ。
調味料(特に塩と砂糖)に気をつけるってのは結構前からやってるけど、正直それで何かが変わったかはわからない。
陰謀論的に戦後の精製塩が広がった経緯とか知ると「ほほぉ」ってなったりもするけど、それを知らなくてもなんとなく気分はどこかの海辺で人の手で作られた塩が美味しそうよね、なのよ。
料理家のリュウジさんが味の素使うからって賛否両論らしいけど、使いたい人は使えばいいし使いたくない人は使わんかったらええだけちゃうん、と思う。
なんで揉める必要があるんかな? って。
味の素、実家ではごく普通に使ってたよ。
今の私は味の素は使わんけど「何かの素」みたいなものはちょいちょい使うし、そこには大抵原材料のところに添加物として「調味料(アミノ酸等)」が含まれるから、結局同じことやんとは思ってる。
そんな潔く全部やめれんわw
そんな意志が強かったら、多分今太ってもないし多分貯金もあるやろww
ま、でもいまのところはこれでいいと思ってるんよ。
「ちょっと調味料にはこだわろかな」「小麦粉減らしたいから米粉で代用できるものを取り入れていこかな」ぐらいで。
すべての考え方に通じるけどさ、「こうでなければいけない」はしんどいのよ。
そしてしんどいことは一部の頑張り屋さん以外には続かんのよ。
私なんぞは「ちょっとでもやってる自分ってエライ!」と思ってルンとして「じゃあもうちょいやっちゃうかな?」って調子に乗って前進していくタイプやから。
数秘でそういう自分の特性がわかってきたから、意識的にそっちに持っていくようにしてるんよ。
まぁそんな感じでさ、あんまり上見過ぎてもしんどいし、下見て今に満足するのもつまらんし、自分にとってのいい塩梅で毎日を楽しむのがいいんじゃないかしら、って話でした。
本日も自分をご機嫌にしてくれるものと仲良く、一日過ごしましょ~