私はYouTubeで対談を見るのが好きなんよね。
今日はお笑い芸人のヒロシさんと青汁王子の対談を見てたん。
どちらも結構好きなん。
その中で面白いなと思った箇所があった。
ヒロシさんはキャンプが大好きで、ご自身でもいくつかキャンプに関するものを企画したり販売したりしてる。
でもどこかに依頼してモノを作るのがとても大変と仰る。
自分の意図をくみ取ってもらえなかったり、価格が高くなりすぎたり、あとはスピードが遅すぎたり。
パーカーが作りたくて企画したけど2年かかってもまだ完成してない、と嘆いておられた。
そんなヒロシさんに青汁王子はさらっと「キャンプ用品のメーカーを買収したらどうですか?」と言い放つわけ。
ヒロシさんは「え?!」ってなったあと笑い出して、「自分の周りでこんなにナチュラルに買収って言葉使う人いない」って言う。
ま、確かにそれまでのくだりでヒロシさんは「お金はそれなりにある」という話をしてはった。
多分それもあってのことやろけど。
青汁王子は「コロナでキャンプが流行って、そのブームがいま下火になりつつある。それで経営が厳しいメーカーは結構ある。
しかもそもそもモノづくりのノウハウはあっても販売力がないメーカーが多い。
ヒロシさんは逆にモノづくりのノウハウはないけど販売力があるんだから、買収すればwinwinじゃないですか」って。
「自分がトップなら企画から販売までのスピードも上がるし、自分の好きなように作れますよ」と。
それを聞いて私も「なるほど~」って思っちゃった。
多分、経営者視点ってこういうことなんやろなって思ったん。
会社買えばいいやん、ってそんな視点、私もないもんなぁw
こういうのが「違う視点から見る」なんやな、と思ったん。
私がセッションで依頼者さんに言ってる「視点を変える」なんて全然スケールちっちゃいわw
あとねヒロシさんは市場で売られてるキャンプグッズを見れば「これはほんとにキャンプが好きな人が作ったかどうかわかる」って言うてはった。
自分が好きで自分の使いたい商品として作ったか、流行りに乗ってなんとなく作ったかはわかる、と。
きっとそういうもんなんやろね。
それでさ、これも青汁王子が言うてはったんやけど、ヒロシさんのチャンネルは販売力の観点から見ればすごく有利、と。
そもそもキャンプのチャンネルで見てるのはキャンプが好きな人やし、恐らくヒロシさんのことも好きな人。
そういう人が100万人以上集まる場所ってリアルではなかなかなくて、そこでヒロシさんがキャンプ用品を作って薦めたら買いたい人がいっぱいいるに違いないって。
ほんまある意味「入れ食い」よねw
私も常々、自分がというより依頼者さんがという意味で「売れるには」を考えることがある。
やりたいことがあるけどどんな風に発信や集客をしたらいいかわからない、って人が多いから。
そのとき私に言えるのは、数秘的なことを別にすればまずは自分が好きなことという条件は外せんやろな、ってこと。
もってる数字に関わらず、人が人に何かを薦めるときって、薦めてる本人がどれぐらいそれを好きでそれに対して情熱があるかって、相手に伝わると思うから。
何かを提供する側で誰かにそれを届けたいと思うなら、相手のワクワクに火をつけるだけの熱量を自分が発してるかをチェックするといいんちゃうやろか。
それが「有る」のなら、そこから先は数秘の出番。
持ってる数字に合わせてやり方を考える。
今のところ私も数秘に対しての熱量はまぁまぁあるつもり。
「ほんま面白いねん!! ぜひ生活に取り入れて~」みたいな気持ち。
多分、数秘のただスピ的で神秘的でロマンティックな面だけしか知らんかったら、こんなに面白がれてなかったと思う。
数秘って神秘性も物語性もあるくせに、なかなか現実的に使えるのが面白いん。
講座でも受講者さんと数字の話しながらよく「数秘ってほんま面白いよね~」って言いあってる。
もちろん学びの時間ではあるけど、ある種「推し」についての話をしてる仲間みたいな気分の時があるw
ま、てなわけでヒロシさんと青汁王子の対談からいろいろ学んだわ~ってお話でした。
YouTubeでも数字の話しとります。